■プロジェクトの概要

?森林住宅地「ロイヤルシティ大山リゾート」內(nèi)の大成池（おおなるいけ）周辺區(qū)域

　森林住宅地「ロイヤルシティ大山リゾート」の大成池は、貯水量37,600トンで、湧出する大山の伏流水を水源とするかんがい用貯水池として、丸山生産森林組合が維持管理を行っています。そして、樹(shù)齢50～60年のアカマツ群落に囲まれた池周辺には、同規(guī)模のため池が點(diǎn)在しています。

　本地域では、大和ハウス工業(yè)が草刈りや危険木の除去など管理業(yè)務(wù)を行っています。また、生態(tài)系に影響を及ぼすキク科のオオキンケイギクの抜き取りを住民と共にボランティアで実施しています。結(jié)果、2023年11月に実施した生態(tài)系のモニタリング調(diào)査では、大成池周辺區(qū)域で10種、「ロイヤルシティ大山リゾート」全域で24種の希少種（コガタノゲンゴロウやヘイケボタルなど）が発見(jiàn)されました。

　本結(jié)果を受けて、大和ハウス工業(yè)と住民はコイやニジマスなど外來(lái)種の放流を禁止したり、駆除を進(jìn)めたりするほか、生態(tài)系についての勉強(qiáng)會(huì)や蜂の送粉活動(dòng)を促進(jìn)する巣箱「BEEHOTEL」の設(shè)置など、地域住民と連攜した取り組みを?qū)g施していく計(jì)畫(huà)を策定しました。

　こうした取り組みが評(píng)価され、環(huán)境省「自然共生サイト」の認(rèn)定評(píng)価を取得しました。

【ロイヤルシティ大山リゾート 大成池】

●「ロイヤルシティ大山リゾート」の概要

?商業(yè)施設(shè)「フレスポ御所野（ごしょの）」內(nèi)のビオトープ「ハチロウトープ」

　「ハチロウトープ」は、1950年代に秋田県で干拓された「八郎潟」を再現(xiàn)したビオトープとして、2022年6月に商業(yè)施設(shè)「フレスポ御所野」に完成しました。実際の八郎潟の約1,800分の１のサイズ（256㎡）で、人工池と濕地で構(gòu)成しています。そこでは、キタノメダカやドジョウなど八郎潟や周辺に住む在來(lái)種のほか、水質(zhì)改善のため、ハスやスイレンといった水草やイシガイなども飼育しています。さらに、ビオトープ內(nèi)の生物多様性を維持?管理するために、在來(lái)種の成長(zhǎng)についてモニタリングをしてきました。

　今後は、住民とのメダカの放流や花の植栽イベントのほか、地元企業(yè)とビオトープの保全活動(dòng)、學(xué)校への環(huán)境學(xué)習(xí)の提供など地域ぐるみで生物多様性について考える機(jī)會(huì)として「ハチロウトープ」を活用していく予定です。

　こうした取り組みが評(píng)価され、環(huán)境省「自然共生サイト」の認(rèn)定評(píng)価を取得しました。

●「フレスポ御所野」の概要

■當(dāng)社におけるこれまでの生物多様性への取り組み

　大和ハウスグループは、當(dāng)社グループの全保有敷地において生物多様性にかかわる調(diào)査を?qū)g施しています。一定の緑地率や管理権原があるサイトを抽出し、自然共生サイトの認(rèn)定基準(zhǔn)を參考に生物多様性にとって重要なサイトを特定。重要サイトの一部では、ABINC認(rèn)証(※４)を參考にした當(dāng)社獨(dú)自のチェックリストで管理?保全狀況をスコア化するとともに、管理保全計(jì)畫(huà)の策定?実施を進(jìn)めており、2026年度までにすべての重要サイトで計(jì)畫(huà)の策定?実施を目指しています。

※4．一般社団法人いきもの強(qiáng)制事業(yè)推進(jìn)協(xié)議會(huì)が、一般社団法人企業(yè)と生物多様性イニシアチブの開(kāi)発した「いきもの共生事業(yè)所認(rèn)証ガイドライン」および「土地利用通信簿」を評(píng)価基準(zhǔn)として、高い生物多様性への取り組みを評(píng)価?認(rèn)証する制度。