【オーナー日記】#51 牛が戻ってきた
- 更新日:2012年05月08日
- カテゴリ:オーナー日記
冬の間、牛舎で飼育されていた牛たちの放牧の再開です。
ここで放牧されている牛たちは、ストレスがなく病気も少ないので、
狹い牛舎で飼われている牛に比べ2倍くらい長生きするそうです。
だからお産の回數(shù)も倍ほど。
昨年の冬にはいなかった生後1ヶ月余りの赤ちゃん牛も仲間入り。
元気いっぱいに走り回っています。



緑の中にくっきりとつけられた轍のような線を見つけました。
これは牛が歩いた跡です。牛は広い牧野を自由に動いているように
見えますが、実はちゃんと地形を覚えており、安全な場所を知っているそうです。
移動するときはいつも安全な同じ道を歩くためにこの様な跡が殘るのです。
また、天候が悪い時には、牛たちは風雨を避けて木の陰に寄り添い、
風上にお尻を向けて頭を守るように並んでいます。
牛たちは私たちが思っているよりもずっと利口なのです。


阿蘇にはやっぱり牛が似合う。
この素晴らしいのどかな風景を失いたくないと皆、願っています。
しかし、労働力の不足、後継者問題など畜産農(nóng)家が抱える問題は山積み。
草原再生への取り組みもいろいろ行われてはいますが前途は多難。
そんな苦労話を聞くたびに、同じ自然を愛する日本人としていったい何が
できるのだろうかと自分に問いかけるのです。
※小堀牧野???當リゾートより約0.7km、車で約1分
※上記寫真は全て平成24年4月撮影
※オーナー日記は當社の依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をいただき、當社スタッフが更新しています。