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【オーナー日記】§43　トマトの種まき

更新日：2016年04月30日
カテゴリ：オーナー日記２

　トマトは大の好物なので昨年もっとも栽培に力を入れた野菜であったが、昨年はこちらへの移住が4月だったため、また、育苗器の溫度が低すぎてなかなか発芽しなかったため、苗の栽培が隨分遅くなってしまったのだが、今年は3月に種まきができる。

　種まきは満月の5日前〜満月までが適期だということらしいので、この期間のほぼ中日である満月の約2日前の3月22日にトマトの種まきを行った。

　昨年は種から育てた苗を2回に分けて定植したが、早くに定植した苗は、十分育ってから定植した苗に比べて著しく成長が劣っていた。

　これは十分育ってから定植した苗はポットの縁まで根が伸びたたせいで根の枝分かれが多數生じた結果、根の量が増えたことによって成長が促進されたためだと思われる。

　よって今年は昨年の失敗を生かし、ポットの縁にまで十分に根が回っているのを確認してから、また遅霜の恐れがなくなったことを見極めて定植を行う予定である。

　種まきと同時に、トマトを定植するためのレイズドベッドの作製も開始した。昨年は実割れに悩まされたが、雨除けやビニールマルチは付けたくないので、今年は少しでも実割れを防ぐべくトマト用の畝を高くして水はけをよくしたいと考えていた。

　そこで、高さ40cmの連杭を購入し周りを囲って高さ25cmほどのレイズドベッドを作ることにした。雪がないので、このような早い時期に作業ができるのはうれしい。これで土が落ち著くまでの十分な時間を確保できそうである。

　種まきを行った育苗器の様子。6種類の固定種のトマトの種以外にピーマンやナスなどの種も蒔いた。非接觸型の溫度計（手軽に測れるので非常に便利）で土の溫度を測りながら晝間で25℃位になるよう下部のダイヤルを調節する。

　種は各區畫に3粒ずつ蒔き、その後間引いてから1本になったところでポリポットに移してから苗の栽培を続ける予定である。

　連杭で囲ったトマト用に作ったレイズドベッド。これで概ね完成である。例によって草のシートを剝がし、50cmほど掘り下げたところに土を盛り、2週間ほどを費やし作製した。

　今年は雑草生え放題の庭から脫卻するためにレイズドベッドの周囲も広範囲にわたって雑草のシートを剝がしたので余計に時間がかかってしまった。

　種まきを行った翌日、朝起きると庭が再びの雪景色に変わっていて少々驚いたが、この雪はこの日の夕方にはほとんど解けてしまった。

『三輪様』　
　2015年4月より八幡平リゾートにて定住を開始、果樹?固定種の野菜の自然栽培にチャレンジされています。

※オーナー日記は當社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、當社スタッフが更新を行なっています。

※掲載の寫真は全て平成28年3月撮影

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