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第21回:クルミの木
臺(tái)風(fēng)10號(hào)が過(guò)ぎ去って季節(jié)が一段階進(jìn)んだようで、八幡平は夏も終盤に入ったようです。暑さも少し収まって、晝間も日差しがなければ扇風(fēng)機(jī)もいらないくらいです。結(jié)局7月の終わりから8月の初めまでの2週間くらいだけが夏らしい暑さだったような気がします。晝間のアブや夜に網(wǎng)戸の隙間から入ってくる蟲たちもすっかり減りました。
<セミももうすぐ終わりでしょうか(8月17日撮影)>
今日は朝起きて朝食の準(zhǔn)備に取り掛かろうとすると、窓の外にリスがちらほら動(dòng)き回ってました。つぶさに見ていると、何か咥えては運(yùn)んだりして忙しそう。そうこうすると、最近家の周りに落ちている緑色の実を咥えて木の根元に埋めました。
<緑色の実を咥えています。この後、木の根元に埋めました(8月21日撮影)>
冬の食糧確保のためにリスが木の実とかをあらかじめ地面に埋めて隠しておくというのは知っていたので、「ああ、もう冬支度でもしているか」と思ったわけですが、あの緑色の実が何なのかが分かりませんでした。確かに最近家の周りによく落ちているのですが、梅の実みたいだけど梅の木はないので何かと思って調(diào)べると、オニグルミだと分かりました。いわゆるお店で売っているような硬い殻の種子の部分は、あの緑色のものに包まれていることだそうです。
以前のオーナー日記にも書いた黃色の落ち葉もこのオニグルミの木の枯れ葉でした。オニグルミは紅葉が早いのか、この前の臺(tái)風(fēng)のせいもあって、だいぶ葉が落ちています。
<真ん中の木がオニグルミです。黃色の落ち葉がたくさんです。ちなみに隣の木はクリです。(8月21日撮影)>
この黃色の落ち葉の木が何なのか気になって調(diào)べてはいたのですが、わからずじまいでした。リスのおかげで実からヒントを得てやっと調(diào)べることができました。地元の人からしたら「オニグルミの木も知らんのか」と言われそうですが、クルミの木なんて靜岡にはそうそうありませんよ。
おかげで今の時(shí)期はオニグルミの木は葉が黃色くなっているので、すぐ分かります。八幡平リゾートの中でもちょこちょこ見かけます。八幡平では、スーパーとかでも袋詰めされたクルミが格安でよく売っています。クルミのお菓子とかも多いです。こうやってクルミがそこらに自生しているのを見ると、昔からクルミが巖手では普通によく食べられていたんだろうというのが容易に想像でき、とても合點(diǎn)がいきます。
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