大寒波が訪れた時、霧島連山に登るとどうなるのか?
- 更新日:2025年02月10日
- カテゴリ:四季だより
皆さまこんにちはお久しぶりです。
霧島擔當の石垣です。
2月初旬全國的に大寒波が訪れ
各地で大雪に見舞われるなど
大荒れの天候となりました。
被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
さてここ霧島も例外ではなく大寒波に襲われました。

夕方の高千穂河原駐車場にて
大寒波が訪れると霧島はどうなってしまうのか?
山の様子はどうなるのか?
気になる方も多いでしょう。
と言う訳で行ってみました。
2月6日夕方、高千穂河原に到著。
ここから天孫降臨伝説で名高い「高千穂峰」へ登り
一晩過ごし、大寒波を身をもって體験してみよう!
と言う訳です。

申し遅れましたが私、學生時代は山岳部に所屬し
ひたすら體を鍛え経験を積んでまいりました
登山愛好家の端くれです。裝備は大丈夫です。
絶対に真似はしないでくださいね。

夕方6時ごろから登り始めます。
節分を過ぎるとこの時間でも
周りはご覧のようにこんなにも明るいです。
おかげでとても登りやすい!…のですが、
ものすっごく寒いです…。
西から吹き付ける寒風が強烈です。
體を風上に向けて倒れ掛かっても
倒れられないくらいの強烈な冷たい風が
小さな雪と氷が顔面にまるでヤスリを擦りつけてくる
かのように叩きつけてきます。

いくら日が長くなってきたとはいえ
あっという間に周りは真っ暗に。
あぁ…こんなにも寒いなら登らなきゃよかった…
と思わせてくれる程、山下に見下ろす街の明かりが
どれだけありがたい事なのか。
暖かい部屋、乾いた布団、熱々の食事、お風呂等々…
それらのありがたみを噛みしめるべく歩を進めます。

強風との激闘を制し20時ごろ山頂小屋に到著。
途中何枚か寫真撮ってはみたのですが
全部真っ黒で何も映ってませんでしたので割愛。
小屋に到著さえしてしまえばとても安心。
風に吹かれないだけで大助かりです。
とはいえ室內は外気と全く変わらない溫度。
ここからが本番です。

これから夜明けまでのおよそ9時間を
山頂で過ごします。
今回は鹿児島名物「鳥刺し」をメインに色々と頂きます。
大寒波のおかげで全く傷む事無く
生肉を山頂まで運ぶ事が出來ました。
なんならちょっと凍ってました。

お湯が沸くまでの間に、小屋の椅子をちょっと
お借りして寢床も作ります。
厳冬期用の寢袋はあいにく鹿児島には
持って來ていなかったので
部屋に有った一番暖かそうな寢袋を元に
外気を可能な限り遮斷して対策します。
結果…夜明けまで、ほぼ寢られませんでした…
ずっとラジオ聴いて過ごしてました。
あまりの寒さに寢られてもせいぜい
1、2時間程の寢落ちを繰り返してました。
逆に考えれば1,2時間は寢られるという事。
冬山?雪山での睡眠なんてそんなものですから
通常運転ですね。

そうこうしているうちに朝6時ごろになると
東の空が明るくなってきました。
朝食の支度を始め、荷物を片付け
小屋を掃除し夜明けを待ちます。

朝7時頃に日の出。
風もやや落ち著き、爽快な朝です。
山頂での日の出は登山の醍醐味
何度見ても良いものです。

朝焼けに染まる山頂にお願い事を済ませ下山開始。

途中、早朝より登坂を始められた方2名と入れ違い。
この大寒波の中でも霧島登山を
楽しまれておられる方は
たくさんいらっしゃいます。
と言う訳で大寒波の中の
霧島連山登山は無事成功。
今度はもっと風の落ち著いた時に
登ります。ではまた。
霧島擔當の石垣です。
2月初旬全國的に大寒波が訪れ
各地で大雪に見舞われるなど
大荒れの天候となりました。
被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
さてここ霧島も例外ではなく大寒波に襲われました。

夕方の高千穂河原駐車場にて
大寒波が訪れると霧島はどうなってしまうのか?
山の様子はどうなるのか?
気になる方も多いでしょう。
と言う訳で行ってみました。
2月6日夕方、高千穂河原に到著。
ここから天孫降臨伝説で名高い「高千穂峰」へ登り
一晩過ごし、大寒波を身をもって體験してみよう!
と言う訳です。

申し遅れましたが私、學生時代は山岳部に所屬し
ひたすら體を鍛え経験を積んでまいりました
登山愛好家の端くれです。裝備は大丈夫です。
絶対に真似はしないでくださいね。

夕方6時ごろから登り始めます。
節分を過ぎるとこの時間でも
周りはご覧のようにこんなにも明るいです。
おかげでとても登りやすい!…のですが、
ものすっごく寒いです…。
西から吹き付ける寒風が強烈です。
體を風上に向けて倒れ掛かっても
倒れられないくらいの強烈な冷たい風が
小さな雪と氷が顔面にまるでヤスリを擦りつけてくる
かのように叩きつけてきます。

いくら日が長くなってきたとはいえ
あっという間に周りは真っ暗に。
あぁ…こんなにも寒いなら登らなきゃよかった…
と思わせてくれる程、山下に見下ろす街の明かりが
どれだけありがたい事なのか。
暖かい部屋、乾いた布団、熱々の食事、お風呂等々…
それらのありがたみを噛みしめるべく歩を進めます。

強風との激闘を制し20時ごろ山頂小屋に到著。
途中何枚か寫真撮ってはみたのですが
全部真っ黒で何も映ってませんでしたので割愛。
小屋に到著さえしてしまえばとても安心。
風に吹かれないだけで大助かりです。
とはいえ室內は外気と全く変わらない溫度。
ここからが本番です。

これから夜明けまでのおよそ9時間を
山頂で過ごします。
今回は鹿児島名物「鳥刺し」をメインに色々と頂きます。
大寒波のおかげで全く傷む事無く
生肉を山頂まで運ぶ事が出來ました。
なんならちょっと凍ってました。

お湯が沸くまでの間に、小屋の椅子をちょっと
お借りして寢床も作ります。
厳冬期用の寢袋はあいにく鹿児島には
持って來ていなかったので
部屋に有った一番暖かそうな寢袋を元に
外気を可能な限り遮斷して対策します。
結果…夜明けまで、ほぼ寢られませんでした…
ずっとラジオ聴いて過ごしてました。
あまりの寒さに寢られてもせいぜい
1、2時間程の寢落ちを繰り返してました。
逆に考えれば1,2時間は寢られるという事。
冬山?雪山での睡眠なんてそんなものですから
通常運転ですね。

そうこうしているうちに朝6時ごろになると
東の空が明るくなってきました。
朝食の支度を始め、荷物を片付け
小屋を掃除し夜明けを待ちます。

朝7時頃に日の出。
風もやや落ち著き、爽快な朝です。
山頂での日の出は登山の醍醐味
何度見ても良いものです。

朝焼けに染まる山頂にお願い事を済ませ下山開始。

途中、早朝より登坂を始められた方2名と入れ違い。
この大寒波の中でも霧島登山を
楽しまれておられる方は
たくさんいらっしゃいます。
と言う訳で大寒波の中の
霧島連山登山は無事成功。
今度はもっと風の落ち著いた時に
登ります。ではまた。
霧島連山?高千穂峰
寫真は2025年2月筆者撮影
當分譲地から登山口「高千穂河原」まで
約8km?車で約15分
寫真は2025年2月筆者撮影
當分譲地から登山口「高千穂河原」まで
約8km?車で約15分