【あそ通信】御田植神幸式

　　　　　　　　　　　　　　　【あそ通信】

　　　　　　　　　　　　　　　御田植神幸式

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　五穀豊穣を祈って歩く

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　阿蘇神社最大の神事

　７月28日（金）、阿蘇市の阿蘇神社で秋の豊作を祈願(yuàn)する「御田植神幸式」が行われました。阿蘇を開(kāi)拓し、農(nóng)耕を広めたと伝わる阿蘇大明神の神徳をたたえ、その年の豊作を祈る神事です。１９８２年に「阿蘇の農(nóng)耕祭事」の一つとして、國(guó)の重要無(wú)形民俗文化財(cái)に指定されています。

　御田植神幸式は〝おんだ祭?とも呼ばれ、阿蘇神社の年中行事中最も規(guī)模が大きく、一日がかりで行われます。神様が乗っているといわれる４基の神輿を中心に、田男、田女、牛頭などの農(nóng)耕に関する人形を掲げる人、宮司など、約２００人が行列となって神社周辺の青田の中を練り歩き、稲の育ち具合を神様に見(jiàn)ていただきます。


〝田植え?では、御田植神幸式のために特別に栽培された神事用の苗が用いられます

　午前11時(shí)30分、阿蘇神社の神幸門(mén)が開(kāi)き、行列を案內(nèi)する猿田彥が姿を見(jiàn)せると、観客か歓聲が上がります。神様の食事を頭上に掲げて運(yùn)ぶ「宇奈利（うなり）」と呼ばれる白裝束の女性たちが田歌に合わせてしずしずと歩く様は田んぼの緑に映えて幻想的で、多くの寫(xiě)真愛(ài)好家たちが全國(guó)から撮影のために訪れるほどの人気です。


田んぼの中をしずしず歩く宇奈利
　

　今年は快晴で、最高気溫は33度。真夏の太陽(yáng)が照りつける中、５時(shí)間ほどをかけて神幸します。道中、２カ所の御仮屋（休憩所）と帰著後の阿蘇神社では観客が神輿に稲を投げる〝田植え?神事があり、大いに盛り上がります。屋根に乗った稲の量が多いほどその年は豊作になるという言い伝えがあり、子どもも大人も一所懸命に稲を投げる姿が見(jiàn)られました。

　御田植神幸式は毎年7月28日の開(kāi)催です。來(lái)年は、カメラを片手に豊作祈願(yuàn)に出かけてみませんか？

（データ）

御田植神幸式／２０１７年7月撮影

☎︎ ０９６７-２２-００６４（阿蘇神社）

HP.http://asojinja.or.jp

アクセス

ロイヤルシティ阿蘇一の宮リゾートから約3.6km、車(chē)で約7分