【北海道紀(jì)行】五稜郭の形

函館の歴史を語る上で、そして、北海道のマークが多角形であるのが
雪の結(jié)晶だけではないような気がしてしまう。

そんな場所が五稜郭です。

実は函館の方々からすると繁華街という側(cè)面も持っています。さて、この五稜郭の形。


どうしてこんな形なのでしょうか？

その前にちょっと歴史です。

この五稜郭は幕末の函館開港に伴って築城されたお城です。
その當(dāng)時の軍學(xué)者武田斐三郎によって設(shè)計されたこの城は時代の流れによって
その性格が大きく変わって行く事になります。

さて形に戻りますが、形からして、銃が一般的に使用された時代である事が
大きなヒントですね。本來ならば三角の出島のような半月堡がさらに
五稜郭の周りを囲むはずだったのですが、

今寫真にあるように一つしかありません。これは予算の為なんですが、
このように城郭を複雑にする事で攻め手をどこからも撃てる形になっているんです。
 

しかし???時代というのは悲しいものですね。
野戦としては銃はこれからも活躍して行くのですが、
攻城戦では大砲が主役。しかも海に近い五稜郭は艦砲射撃によって
その美しい外観のメリットを活かせぬまま落城してしまうのです。

そんな五稜郭の水のみ場も五角形。
先にも觸れましたが、北海道ならではの形に思えます。

本當(dāng)は北海道だからこの形???というわけでは無いんですね。

寫真は分譲地から５２㎞の五稜郭にて
　　　　　　　　　　　　　平成23年8月撮影

赤丸が函館市五稜郭。
　　黃丸は「ロイヤルシティ鹿部リゾート」



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