波風から集落を守り続ける城壁のような「正野野坂の石垣群」
- 更新日:2013年09月19日
- カテゴリ:歴史
急峻な山が細長く海に突き出したような佐田岬半島では
“石垣”をあちらこちらにみることが出來ます。
“石垣”をあちらこちらにみることが出來ます。
それは、家や畑の土臺として築かかれたものだったり
暴風や潮風から集落を守るものだったりと役割はいろいろですが
隙間なく均一に積まれた“石垣”はまさに蕓術(shù)です。
暴風や潮風から集落を守るものだったりと役割はいろいろですが
隙間なく均一に積まれた“石垣”はまさに蕓術(shù)です。
佐田岬半島の“石垣”には、南予地域に多い「青石」(緑色片巖)
という水分を含むと鮮やかな緑色になる石が使われています。
という水分を含むと鮮やかな緑色になる石が使われています。
なので雨に濡れる“石垣”もまた晴れの日と違った美しさを見せてくれるのです。
また、この石は薄く剝がれるように割れやすく、
その形を活かして“石垣”に模様ができるように石を積んでいます。
その形を活かして“石垣”に模様ができるように石を積んでいます。
地域ごとに少しず模様のパターンが違っているので、それもまた興味深いですね。
伊方町三崎地區(qū)にある“正野野坂の石垣”は、
高さ4m、長さ140mを誇る大規(guī)模なもので、
防風?防潮を目的として造られたものだそうです。
高さ4m、長さ140mを誇る大規(guī)模なもので、
防風?防潮を目的として造られたものだそうです。
大小様々な石を緻密に組み合わせて造られた立派な“石垣”は
まるで城壁を思わせるほど。
まるで城壁を思わせるほど。
堂々とたたずむ大きさに威圧感さえ感じるほどです。
“正野野坂の石垣”は水産庁の
「未來へ殘したい漁業(yè)漁村の歴史文化財産百選」
に選ばれていて、今もなお大切に管理されています。
「未來へ殘したい漁業(yè)漁村の歴史文化財産百選」
に選ばれていて、今もなお大切に管理されています。
穏やかに流れる時間の中、靜かにたたずむ
巨大な“石垣”の持つ力強さを感じてみてください。
愛媛県西宇和郡伊方町“正野野坂の石垣”
ロイヤルシティ佐田岬リゾートより約20㎞ 車で約30分
※寫真は愛媛県の観光情報サイト いよ観ネットより引用の承諾を得ております。