四國(guó)の山中には平家の落人伝説が殘る場(chǎng)所が各地にありますが、
その中でも特に有名なのが徳島県の祖谷（いや）地方。

切り立った谷の斜面に貼り付くように家が建てられた険しい地形と、
平地のない痩せた土地、厳しい冬の寒さ。

そんな過(guò)酷な環(huán)境に、逃げ落ちた人たちの気持ちが偲ばれます。

 

 

祖谷地方の代表的な観光地が祖谷のかずら橋で、
かずらで編まれた、足下の川が透けて見(jiàn)えるスリルたっぷりの吊橋渡りが人気です。

しかし、そのかずら橋よりさらに剣山方面へ20km以上入ったところにある、
奧祖谷（おくいや）の二重かずら橋はあまり知られていません。

観光客も少なく、祖谷の隠れ里らしい風(fēng)情がたっぷり感じられる知る人ぞ知るスポットなのです。

 

男橋、女橋との2本のかずら橋を同時(shí)に観ることができる見(jiàn)応えのある風(fēng)景で、
もちろん両方とも渡ることができます。

橋のほぼ真下の河原まで行けるので、橋を見(jiàn)上げることもできる、
祖谷のかずら橋にはない魅力もあります。

 

もともとは漁師や木挽き、剣山信仰に利用されていたというかずら橋。

昔はたくさんの吊橋が架かっていたそうですが、かずらを集めるのに大変な手間がかかること、
道路が整備されてきたことから今ではほとんど殘っていないそうです。

こういった風(fēng)景をいつまでも大切にしたいものですね。

 

t徳島県三好市?奧祖谷『二重かずら橋』
ロイヤルシティ佐田岬リゾートより約260km
車で約4時(shí)間（松山自動(dòng)車道?徳島自動(dòng)車道利用） 
※寫真は2013年11月撮影