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　『秋の下り鯛?オッターテイル編』

更新日：2013年10月28日
カテゴリ：探検

全國１２００萬人の釣り好きの皆様～

夏の疲れはありませんか

今回は、

鯛特集です

杵築リゾートの船釣り同好會での秋の下り鯛狙いは、

今年で５年目になります

ほとんどの參加者は、鯛の自己記録更新をこの釣行で

達成していますし、イリコも、毎年の年賀狀用、

見栄えのする鯛ゲットを目論んで、お出かけしているのです

例年、大分市は日吉原ポンツーンの遊漁船、オッターテイルさんに

お世話になっていまして、今年も、１０月半ばにエントリーしています。

新日鉄沖から佐賀関北東沖合が、そのポイントで、

絵になるのを、今年もひとつ、よ?ろ?し?くぅ、です

■ガラ攜の待受けにしてまあ～す

■これくらいのサイズが、

　確実に、１～２回ヒット

　します

　獲れるかデコピンかは　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日ごろの行い次第

オッターテイルは、カワウソの尾っぽという意味で、

この船長ご夫婦が、なかなかにおもろいのであります

イケメンのエイジ船長は、本人の顔寫真をニコラスケイジに

すげ変えていたり、石鯛なんかが釣れると、

『それ、少し、毒がありますよお

』など、

船において帰ってもらうよう、ボソっとつぶやきます。

また、さほど目立たないのに、若干薄くなった、

頭頂部を気にして、『誰よりも早く、雨に気づくのです』とか、

風が出ると、『毛が、飛ぶう！』とか、差し入れのビール

や

その他の『賄賂』『まいない』『袖の下』を喜び、

その『施しの御利益か、Ａさん大物ゲット！』をＨＰの釣果欄に、

臆面もなく、紹介しておるのです。

　

■おや、こんなものを
いただきました

　　　　　　　　　　■うれしくなる
　　　　　　　　　　センチョーでしたあ

１１月からの狩猟シーズンには、鉄砲も撃ちますし、

海に山に狩猟民族ライフをエンジョイしています。

奧方のセラヴィ女史も、のんべで、釣りも名人だし、

大阪は箕面のご出身で、學生時代は、馬術部で鳴らしていたようで、

鉄砲も、罠仕掛けも達者、きのこ類も、種名や食える喰えないに

詳しく、ジビエ料理

にも造詣深く、豬、鹿、カモ類の解體作業も

河童の屁なんであります

イギリスに毎年ホームステイにお出かけ

ですし、

遊びここに極まれりの男前女史ですが、愛犬を２頭、

昨年今年と、連続して悪性リンパ腫で、見送ったときは、

運命とはいえ、とてもツラそうでした

お二人の大分暮らしは、オッターテイルさんのＨＰに

紹介されていますので、是非一度覗いてみてくださいまし。

オッターテイルＨＰ：http://ottertails.net/home/index.html　です。

Ｙ田大名人のお誘いで、北隣の納屋港の干潟に、

マテガイ掘りに來られたこともありました。

初めてだというのに、二人でバケツ１杯半ほどお持ち帰りで、

獲物を追う嗅覚と手際の良さに驚いた記憶があります

オッティ號の鯛釣りは、驚くことばかりです。

まずは魚影の濃さです。

最新釣果欄の５年前からのファイルをチェック

して、

この季節の大物鯛の數を數えてみれば、驚愕の數字なのです。

オッティ號で釣り上げられた、６０ｃｍ以上の大鯛といわれる枚數

だけで、おそらく３０００枚を軽く超えていることでしょう

　　　■Ｙ田大名人、６０ｃｍ超えをオッティだけで
　　　　おそらく１００枚は超えています

杵築リゾートの、釣りを楽しむことを生活の糧としているＹ田さんも、

お一人でその３％程度をゲットしています。

イリコがＹ田さんの１割くらいですか、にしても、

今年も出足はよさそうですし、このポイントの鯛の集結狀況というか、

補充サイクルはどないなっとんのかと不思議に思うほどです。

鯛の釣れる深さも不思議の一つです。

底は４０ｍ弱くらいなのですが、『２０ｍでやって！』という指示が

普通なのです。

おそらくは、魚探では垂直方向に真っ赤に鯛の群れが

出ているのでしょう。

そして、大物は、上方にぽつぽつといる、

ということではないかと思われます。

費用対効果
では、一番の腕前釣り師、Ｙ口さん

タックルを紹介しますと、３ｍ程度の５０號負荷のやや軟調子の

ロッドに電動リール、５０ｃｍの半月天秤、撒き餌カゴに８０號錘を

セット、２．５ｍｍ☓５０ｃｍのクッションリーダーに、

５號とおしのハリス３ヒロ（約４．５ｍ）で、上から２ヒロあけて、

枝ス４５ｃｍを結び、小鯛バリ１０號をセット、

一番下に蛍光玉を配して、同じ１０號小鯛バリですね。

エサは、付け餌、撒き餌ともオキアミです

■Ｕ島さんも、記録更新中です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

淺いので、撒き餌をきかす作業、しゃくって振り出すのは、

異音に怯えるから御法度、自然にポロポロとオキアミがこぼれおちる

よう、網目の調節が必要です。

それと、ゆるゆるくらいのテンションのドラグ調整ですね。

付けエサに違和感が無いよう、喰いついて反転するスピードと同じ

速さで、ラインが出ていくくらいの緩めの調整が必要です。

エイジ船長は、バラシを厳禁あるいは現金、

もしくは、デコピンものと稱して、嫌がるのです。

大物バラシは、一族郎黨を引き連れて逃亡するので、

釣れる狀況に戻すのに、余計な時間を必要とするためです。

先回、鯛は垂直距離３０ｍを超えてのファイトは、

浮袋の調節能力がともなわず、無理との説明をしましたが、

ここは淺く、最後の最後までファイトするので、ランディングするまで、

バラシ、デコピンの恐怖とも闘いがあるのです。

　　　　　　　　■昨年の、Ｓ様、Ｍ様、イリコの釣果、
　　　　　　　　　食べて美味しいサイズがそろいました

恥ずかしながら、イリコも、昨年、３ｋｇくらいのヤツと格闘、

あと少しというところで、スルっと抜けてしまい、ハリが無くなって、

クルクル巻きになったハリスの先っぽを見つめていると、

『あーあ、ブタの尻尾や！』と、船長、ハリ結びの甘さをなじるのです。

翌日の釣果欄に、誰とは言わずも、『ハリはきちんと結びましょう』は、

傷口に塩塗りこみの刑のように覚えておるのです。

今年は、打率１０割でやりますけんね。って、我々の釣行まで、

デカ版を釣らせすぎないよう、殘しといてくらはい。

そこんところ、たのンまっせ

昨年のかたき討ちの倍返しは

はたまた返り討ちにあうのか

この秋の結果報告は…、　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　『to be continued』
　

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遊漁船『オッターテイル』：杵築リゾートより４８ｋｍ　

【一部寫真提供：オッターテイルさん】
（平成2４年10月撮影)

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