アスピーテ體験隊が行く!『フライフィッシングを始めてみよう⑨』
- 更新日:2013年11月24日
- カテゴリ:釣り
「濁流がおさまるまで待つしかないですね、今日、釣りするのは無理です」

管理員さんの非情な一言が響き渡ります、釣る気満々でやって來たスタッフはさぞかし意気消沈している事でしょう???と思いきや!

ロッドを組み立てキャスティングの練習を始めています、水面や雪面ほどやさしくないですが、草むらの地面の上で練習すればコンクリートやアスファルトのようにフライラインを傷める事もありません、もちろん安全の為に毛鉤は外し、かわりに目印の毛糸をつけています
。

「ところで、どうしてこんな毛鉤に魚が食いついてくるのですか?」晝休みで休憩中の管理員さんにスタッフは質問責めです

管理員A:「えぇっ!そんな事も知らないでフライやろうとしていたのですか?」

スタッフB:「ええ、キャスティングのやり方とかは研究したのですが???」

管理員A:「渓流に住む鱒屬の魚達はカゲロウ、トビゲラ、イワゲラなどの蟲を食べているのです、その蟲が水面を流れてくる狀態を真似し、魚がいそうな場所にまるで糸がついていないようにフライを自然に流れさせる(デッドドリフト)のがフライフィッシングの肝なのです」

スタッフB:「なるほど???ところで魚がいそうな場所ってどこですか?」

管理員A:「たくさんの餌が集まってくるところ、泳ぐのに體力をなるべく消費しないところで魚は餌を待っています、具體的には流れの落ち込みの部分や大きな石の後ろなどです」

草むらに仮想の川の流れをイメージしスタッフの特訓は続きます、明日の一匹の為のその一、振るべし!振るべし!振るべし!

次回に続く???
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※掲載の寫真は全て平成25年6月撮影
~KAWACHI~