札打ち～米子のお地蔵様巡り～

「札打ち」とは、身內(nèi)に不幸があった際、四十九日までの間７日ごとに７回
「故人があの世に行くまでお守り下さい」とお地蔵様にお願いに回る風(fēng)習(xí)です。



米子市周辺のお地蔵様の周りには、札を貼る為の板が設(shè)置してあり
故人の戒名と亡くなった年齢を記入したお札が貼れるようになっています。
６回目までは白色の札を、最後7回目には赤色の札を貼ります。



 

最後の札は、米子市湊山公園にある「青洞寺跡」にお札を貼りに行きます。
ここは札打ち供養(yǎng)打ち止めの聖地とされています。

「札打ち」は伯耆西部から出雲(yún)東部地方に江戸時代から伝わる
全國的にも珍しい風(fēng)習(xí)だそう。お地蔵様を巡りは、親戚や親しい人が
集まりワイワイ明るい雰囲気で行われます。悲しいながらも、故人を思いながら
元?dú)荬摔胜欷?、とても良い風(fēng)習(xí)だと思いました。


 

米子市內(nèi)には沢山のお地蔵様がいらっしゃいます。一緒に白色と赤色の札が見えましたら
「札打ち」という溫かい風(fēng)習(xí)があることを思い出していただけると嬉しいです。

 

寫真は全て別荘地より約15Km、湊山公園、米子市內(nèi)にて
平成29年9月撮影