～宮城蔵王からこんにちは～　「　冬來(lái)たりなば??　」

　　　　　　　　 その23　「　冬來(lái)たりなば??　」　

　みなさま、こんにちは。
　とうとう師走となりました。１年は365日、時(shí)の流れはいつも同じはずですが、
年々歳々、その流れを早く早く感じるようになりました。
　美しい紅葉の時(shí)期も過(guò)ぎ、蔵王エコーラインも冬期の閉鎖期間に入っています。 

　　　　落ち葉に敷き詰められた、例の「苔の道」 

　いつぞやご紹介した「苔の道」が、落ち葉にすっかり覆われて、見(jiàn)事な「落ち葉の道」に変身しています。
　交通量が少ないからこそ出現(xiàn)する「落ち葉の道」。
　雪に覆われる前の、私の密かな楽しみの道です。

　　　　 多量に降り積もった落ち葉に、足が沈み込みます。

 
　我が家のすぐそばにある、水音の杜の公園內(nèi)を歩いてみました。松を除いた、木々はすべて葉を落とし、公園內(nèi)に降り積もっています。
　道以外の場(chǎng)所に足を踏み入れてみました。
　何センチくらい積もっているのでしょうか。
   ふわっとした感覚とともに、靴の甲まで落ち葉に沈み込みます。
   サクサクとした音も心地よく、子供のように無(wú)邪気に歩き続けたくなる時(shí)間でした。

　　　　太陽(yáng)も「冬」を演出してくれています。

 
　ある朝、空を見(jiàn)上げてみると、いかにも冬を連想させるような弱々しい光を放つ太陽(yáng)が、葉を落とした木々の頭上にありました。
  冬を?qū)g感する光景です。
　本當(dāng)に、長(zhǎng)い冬が始まってしまったのですね。 

　　　　蔵王も冬らしい「顔」になってきました。

 
　私の、大好きな蔵王を眺めるスポット（例の絵葉書(shū)スポット）から眺める蔵王は、まだ雪は少なめですが、凜とした美しさを漂わせつつあります。
　春や夏ももちろん素晴らしいのですが、蔵王に限らず、山は、やはり雪をまとってこそ「締まる」し、「美しさを増す」ような気がします。 

　　　　素晴らしすぎて、聲も出ません！ 

　山だって虹だって、特に珍しいものではありませんが、自然が作り出す見(jiàn)事な造景に、ベストタイミングで遭遇するのは、なかなか難しいことです。
　この１枚は、我が夫が仙臺(tái)から蔵王に向かう早朝の時(shí)間帯に偶然遭遇し、スマートフォンで寫(xiě)真に収めたものです。
　場(chǎng)所は、上記の絵葉書(shū)スポット周辺です。
　夫から送られてきたこの寫(xiě)真を見(jiàn)て、
「いいなあ、私もこの目で見(jiàn)たかった。」
 と羨ましさでいっぱいになりました。

　長(zhǎng)い冬には気が滅入ることも多いけれど、冬ならではの楽しさや、思いもかけない感動(dòng)のチャンスが訪れたりするのも事実。
　それに何よりも、時(shí)の流れは早いのです。

「冬來(lái)たりなば????」
「春遠(yuǎn)からじ。」なんですよね！


寫(xiě)真は平成30年12月撮影