~宮城蔵王からこんにちは~ 「 師走によせて 」
- 更新日:2018年12月24日
- カテゴリ:オーナー日記
その24 「 師走によせて 」
みなさま、こんにちは。
師走も半ばを過ぎましたね。
もうすぐ冬至、そしてクリスマスがやってきます。
イルミネーションで彩られた、そんなクリスマスが過ぎると、街はお正月モードに突入です。
まちなかで聞こえる音楽も、クリスマスソングは一掃され、「お正月」を始めとした童謡や琴の調(diào)べなどに一気に切り替わります。
毎年繰り返されていることとはいえ、日本人の、その切り替えの見事さ、変わり身の速さには、全くもって脫帽です。(自分もその一員ですが。)
さて、蔵王では、巷の喧騒はどこへやら、靜かな年の瀬を迎えています。
蔵王では、雪はちょこちょこ降ってはいますが、まだ大した量ではありません。
いつぞや話題に取り上げたことがありますが、蔵王は北國で、雪の多い地域ではあるけれど、けして豪雪地帯ではないという所以です。
積雪量において、宮城蔵王が山形蔵王に勝つことは、まずありません。
宮城蔵王リゾートが位置する標(biāo)高あたりで、ずっと雪景色に覆れるというのは、來年に入ってからでしょうか。
これは、いつもの我が家のウッドデッキから林の木々越しに眺めた、蔵王の麓の景色です。
寫真ではうまく伝わらないかもしれませんが、向かいの山々の上部が、バラ色に染まっています。
太陽が日の出の時を迎え、ほんのちょっと顔を出した、その濃いオレンジ色の光が低い山々の上部を定規(guī)で線を引いたようにして、その上だけを染め上げます。
これは、本當(dāng)にごくごく短い時間にしか見られません。
太陽がすっかり顔を出してしまうと、もうおしまいです。
1年中見られる現(xiàn)象ですが、無理して早起きする必要のない、日の出時間の遅い冬ならではの楽しみです。
我が家の周りの葉をすっかり落とした木々は、いかにも冬らしく寒々しく見えます。
これからの長い冬を、じっと耐えて過ごすのです。
その佇いに、「覚悟」さえ感じられるような気がします。
蔵王を眺める際の私のお気に入りのスポットは、たくさんあるのですが、蔵王の隣町、川崎町の釜房湖から眺める蔵王は、その筆頭格です。
とにかく、カッコいいのです。
ダム湖の湖面が凪いで鏡面のようなときは、逆さ富士ならぬ「逆さ蔵王」が見られます。
さて、いよいよ今年も押し迫ってまいりました。
今年は、全國的に災(zāi)害の多い大変な年でしたね。
そんな中にもかかわらず、今年1年お付き合いいただき、本當(dāng)にありがとうございました。
來年は、平和で穏やかな日々が少しでも長く続きますように、と願
わずにはいられません。
どうぞみなさま、よいお年をお迎えくださいませ。
※こけし橋(遠(yuǎn)刈田大橋) 當(dāng)リゾートより約1.6km
※釜房大橋 當(dāng)リゾートより約18km
(寫真は平成30年12月撮影)