~宮城蔵王からこんにちは~ 「 若葉のころ 」
- 更新日:2019年05月26日
- カテゴリ:オーナー日記
その34「 若葉のころ 」
みなさま、こんにちは。
風(fēng)薫る5月真っ盛り、爽やかさを通り越して、ここ蔵王でも暑さを感じる日があるほどいい天気が続いています。
これは、5月半ば現(xiàn)在の、いつものウッドデッキから眺めた林の様子です。
葉っぱもだいぶしっかりして來ましたが、まだまだ緑も薄く、柔らかそうです。
今回この表題を選んだのは、まさに林やお山の様子が「若葉のころ」そのものなので、ということではあるのですが、実はそれだけではありまん。
1971年に公開された、「小さな戀のメロディ」というイギリス映畫があります。
11歳の同級生、ダニエルとメロディとの小さな戀の物で、日本ではずいぶんヒットしました。
覚えている方も多いことでしょう。
この映畫の音楽を擔(dān)當(dāng)したのが、今でもファンの多い、ビー?ジーズでした。
映畫のサウンドトラックで一番有名なのは、なんといっても主題歌である「メロディ?フェア」でしょう。
もう1曲、私が同じように好きなのは、今回表題に選んだ「若葉のころ」という曲なのです。
寫真は、リゾート內(nèi)の林の様子。開きつつある柔らかな緑の葉っぱが可愛らしいです。
蔵王にいるときは、BGMを低くかけながら読書に親しむのが基本の私。
季節(jié)によって、流れる音楽は、その都度変化します。
新緑の季節(jié)になって頻繁に流れる音楽が、この「小さな戀のメロディ」のサウンドトラックです。
ソフトで優(yōu)しいビー?ジーズのサウンドが、リビングを包みこみ、外の緑を輝かせます。
この寫真は、例の「苔の道」。相変わらず、すっきりとした緑が広がっています。
瑞々しい「若葉のころ」そのものです。
さて、「小さな戀のメロディ」はともかく、若葉の探索に出かけましょう。
遠(yuǎn)刈田溫泉街に鎮(zhèn)座する、「刈田嶺神社」の鳥居を、柔らかな木々の緑が囲んでいます。
優(yōu)しい緑の中、いつもより気持ちよくお參りできそうです。
若葉の探索に出かけた私でしたが、若葉の季節(jié)のころというのは、フジの花が咲き誇る時(shí)期でもあるんですね。
ここは、蔵王町から隣の村田町入ってすぐのあたり、足立地區(qū)というところの見事なフジの花です。
こういった見事なフジの花の咲くさまは、特別なものではなく、どこででも頻繁に見られます。
フジは、生命力の強(qiáng)い植物なのでしょう。
「若葉のころ」の季節(jié)は、田植えの時(shí)期でもあります。田植えを終えた田んぼに咲く菜の花、あぜ道を縁取るスカンポなどをはじめとした草の數(shù)々。
日本は、「瑞穂の國」や「森と水の國」などとよく言われますが、 まさにそれを?qū)g感する風(fēng)景が當(dāng)たり前に広がっています。
寫真の場所は蔵王町円田地區(qū)ですが、日本全國どこといっても通用しそうな、ありふれた風(fēng)景です。
私達(dá)からすれば當(dāng)たり前の風(fēng)景。
でも世界的な視野からすれば、こういった恵まれた環(huán)境に暮らす民族は、けして多くはないのだそうです。
災(zāi)害もないわけではないけれど、平和な上に、豊かな森と水の國を故郷とし、平穏に生活できることの幸せを、ありがたいことだと思います。
今年もまた、「若葉のころ」を満喫しましょう。
刈田嶺神社 當(dāng)リゾートより約1.4km
寫真は令和元年5月撮影