第25回:七時雨山
- 更新日:2019年09月23日
- カテゴリ:オーナー日記4
第25回:七時雨山
9月も半ばになって八幡平リゾートはだいぶ良い天気に恵まれるようになってきました。最近は山もすっきりとよく見える日が多いです。結局、夏の南からの空気が入ってくる時期は、地形的な問題もあってか、晴れてもあまりスッキリとしない天気が多いのかもしれません。秋になって北からの冷えた乾いた空気が入ってきてから、やっと天気がスッキリしてきました。

<八幡平リゾートを出たところから見た七時雨山(9月17日撮影)>
七時雨山までは、「七時雨カルデラライン」という道が通っています。名前からある通り、七時雨山はカルデラになっており、この道路もカルデラの中を通過していきます。山に向けて緩やかに上りながらいくつか集落を抜けて行くと、道は森の中に入って行きます。木々に囲まれて木漏れ日の中を走りつつ、道沿いに流れている沢のせせらぎを聞くことができ、気持ち良いです。車でドライブするのもいいんですが、車じゃ沢の音は聞こえないでしょうから、このへんは自転車のいいところです。
<道に沿って沢が流れています(9月17日撮影)>
しばらく走っていくと、畑や牧草地などが現れ、視界が開けてきます。すでにカルデラの中に入っているようです。見晴らしの良いところまできて寫真を撮りました。
<左を向くと外輪山が見えており、カルデラの內部に牧草地が広がります(9月17日撮影)>
<後ろを向くと、ずっと外輪山が続いています(9月17日撮影)>
阿蘇山のような大規模なものではないですが、しっかりと內輪山と外輪山が見えます。七時雨山という名前は、日に何度も天気が変わることから名づけられたそうなのですが、今日は快晴のままで気分爽快です。このままカルデララインを進んで安代の街を経由して帰ります。七時雨山から安代への下り道では、こちらに來てから初めて見る規模の杉林が広がっていました。
<うっそうとした杉林(9月17日撮影)>
<安代からは國道282號線を通って安比高原へ向かいます。(9月17日撮影)>
杉林も國道282號線もなんだか靜岡を思い出させる風景です。田舎の風景ってある意味単純なので、似通った雰囲気のところが結構あるものです。
<安比高原のペンション街(9月17日撮影)>
安比高原からは「安比高原レインボーライン」を通って帰ります。実はこの周辺は色々と名前の付いた道路が多かったりします。初めての道は様子がわからないので、ちょっと不安がありましたが、ここはよく來る場所なので、いつもの道路に戻ってきて少しホッとします。安比高原のペンション街は、バブルのときはだいぶ賑わったのでしょうが、今は閉鎖されたペンションもちらほらしていて、ちょっと寂しいです。立派な建物が多くて、雰囲気も良くてもったいないと思うんですがね。