霧島市『十三塚史跡公園』
- 更新日:2023年11月17日
- カテゴリ:周辺情報

この前、霧島市『十三塚史跡公園』前のコスモス畑のブログを掲載しましたが、
今回は、霧島市『十三塚史跡公園』をご紹介致します。

なんで十三塚なのか?
公園の看板に説明書きを読むと、
溝辺町の十三塚は伝説によると、長承西暦1132年 國分八幡(鹿児島神宮)と
宇佐八幡(宇佐神宮)との正統爭いから宇佐八幡の密使14人が國分八幡を焼討
したところ火焔(かえん)は天をおおい、もうもうたる黒煙は自ら「正八幡」の
文字を成して現れたという。

驚き恐れた密使は逃れてこの地に至り一人倒れ、二人倒れ、
続いて十三人に及び、わずかに一人が宇佐に帰って事の次第を
報告したと伝えてられる。
土地の人は之をあわれみ、その場所に塚を盛り、その數十三であったので
十三塚というようになった。
今般農業構造改善事業の実施により、その舊跡を失うことになったので、
記念碑と共に當時の縮尺をもって原型を保存し、史跡公園として設置する。
とあります。
茶畑とコスモス畑が広がる側で、こんな恐ろしい伝説があり、
ちょっとびっくりでした。


■上記寫真はすべて令和5年11月撮影。
■現地より約12㎞