SEA BiRDS CAFE(シーバーズカフェ)
食?趣味?娯楽
南那須?大金臺林間住宅地/2024.08.30
ダイワハウスの「暮らす森」南那須?大金臺林間住宅地を有する栃木県那須烏山市から、海に向かって東へ。太平洋が間近に広がる茨城県日立市の玄関口、JR常磐線『日立駅』は、その爽快なロケーションを引き立てる全面ガラス張りの駅舎が多くの人に親しまれています。デザインを監(jiān)修したのは、地元日立市出身の建築家、妹島和世氏。2012年(平成24年)にグッドデザイン賞を受賞したのを皮切りに、2014年(平成26年)には、鉄道関連では唯一の國際デザインコンペティション「ブルネル賞」の優(yōu)秀賞を受賞。2016年(平成28年)にはJR日立駅を含む駅周辺地區(qū)のデザインが、土木學(xué)會デザイン賞の奨勵賞を受賞するなど、世界でも有數(shù)の美しい駅舎として、國內(nèi)外で高く評価されています。
全面ガラス張りのJR日立駅駅舎。線路と交差させるため高架構(gòu)造に設(shè)計。(寫真左)正面に海が広がる展望イベントホール
(寫真右下)展望イベントホールから朝日を望む
海から昇る朝日の美しさが地名の由來になるほど、日立市內(nèi)に日の出スポットが點在していますが、このJR日立駅もそのひとつ。自由通路の東端にある展望イベントホールは、海と空だけの景色が広がるビュースポットで、早朝から朝日を眺める人の姿が見受けられます。見下ろすと、國道6號線日立バイパス(日立シーサイドロード)が海岸線と並走し、夜には漆黒の海に車のライトが鮮やかな線を描きます。
提供される料理やスイーツはすべて店內(nèi)で手づくりされたもの。お子さま連れやスーツ姿のビジネスパーソンまで、幅広い層が訪れる
『SEA BiRDS CAFE』は、JR日立駅直結(jié)の絶景カフェ。駅舎のいちばん海側(cè)にあり、離れた場所から見ると海に浮かんでいるように見えます。「リゾート地のような、非日常の空間で食事ができるお店」というコンセプトの通り、テーブル、カウンター、どの席も海が望める特等席です。「ここからの景色を見て『あ~帰ってきた』と実感できました」と語るスタッフの大竹つかささんも、帰省のたびに『SEA BiRDS CAFE』に來ていたというひとり。海と空に包まれる空間では、時間の流れも忘れてしまいそうです。
浮かんでいるような空間が「最初はちょっと怖かったです」と微笑むスタッフの大竹つかささん。「お客さまの大半が地元の方。ここに來ると癒やされますと言われることがよくあります」
『SEA BiRDS CAFE』はフードメニューが豊富です。サンドイッチ、ベーグルなどの軽食のほか、タイ料理や臺灣料理をアレンジした手づくりメニューが人気で、特にランチタイムは、グリーンカレーやタコライス、『いばらぎガパオ』と銘打ったガパオライスなどを、茨城県産の食材でもてなしてくれます。思わず目移りする手づくりスイーツの中でも、ぜひ味わってほしいのがオリジナルパンケーキ。オリジナルブレンドの粉を使ったパンケーキは、もっちりとした食感が獨特で、デコレーションされたキャラメルソースや生クリームと一緒に頬張ると、濃厚な甘みの後に軽やかな後味が楽しめます。
(寫真左)アイスドリンクやスムージーは、涼しげなメイソンジャーで提供。 (寫真右)ハニーキャラメルパンケーキは、3枚のパンケーキにキャラメルソースやマカダミアナッツ、生クリームをトッピング。アサイーバナナスムージーも余韻がさわやか
フードメニューと一緒に楽しみたいコーヒーは、地元の人気コーヒーショップから仕入れた豆を使い、エスプレッソマシンで抽出。ランチタイムはコーヒーのほか紅茶やスープもおかわり自由のセルフサービスです。営業(yè)時間は午前7時から午後10時まで。出勤前のひとときを過ごす朝、地元の方や観光客でにぎわうランチタイム、會社帰りに地ビールや自家製モヒートを片手にクールダウンする夜。海に浮かぶようなカフェは、誰もが気軽に立ち寄れるサードプレイスです。