今回は、コトクリエで開催した共育活動「コトクリエ探究キャンプ」や「奈良のお仕事フェスティバル」を紹介します。
※1. 社內研修だけでなく、地域住民や異業種の企業などと共にイノベーションを起こす人財育成の拠點。
創業者の生誕地である奈良県に2021年開所。→コトクリエHPはこちら
※2. 「コトクリエ社會共育プロジェクト」発足のニュースレター(2024年3月28日)參照
共育カリキュラム開発のための検証第一弾として、2024年8月8日から8月9日に開催した「第1回 コトクリエ探究キャンプ」には、奈良県內を中心とした中學1年生~高校2年生の54名が參加しました。また、サポート役として奈良教育大學ユネスコクラブの學生?中學校教員と當社従業員が活動を共にしました。
コトクリエでの宿泊を含めた2日間のプログラムでは、一日目に大和郡山市役所と連攜し、近鉄郡山駅周辺や郡山城跡を散策。參加者が學蕓員や商店街の方に取材して、まちの魅力ポイントや歴史的背景を學びました。大和郡山市の上田市長も激勵にお越しいただきました。
二日目には班ごとに「大人になっても住み続けたい、輝けるまち」をテーマに、近鉄郡山駅の駅前広場の提案や郡山城跡地の今後の活用方法についてアイデアをまとめ、コトクリエの「太陽のホール」で発表しました。大和郡山市役所の職員からは、各発表への講評とあわせて、「発表のアイデアを市として參考にして活かしていきたい」との言葉をいただきました。
この2日間で、參加者に身に付けてもらいたい力(対話力?遂行力?積極性?伝える力?思考力?プレゼン力?発想力)について、キャンプの実施前後で行ったアンケート調査からは、全ての項目、特に「思考力」「遂行力」が向上しており、「とことん考えてやり遂げる」力が身に付いたことがわかりました。また、參加者からは「地域に人を呼ぶ方法、まちを繁栄させるための工夫について興味が沸いた」「自分が住む地域の魅力についても考えてみたくなった」などの聲があがり、興味の幅を広げるきっかけにつなげることができました。
來年以降も地域の方々と連攜し、「まちづくりを通した學び」をテーマに探究學習イベントを実施する予定です。
さらに、10月6日には、「奈良のお仕事フェスティバル」を開催予定です。このイベントは、小學3~6年生を対象に、奈良県にある仕事?働く人?働き方を紹介することで、自分が住む奈良のすごさを知り、子どもたちの將來の仕事を考えるきっかけにしてもらうことを目的としており、今回が2回目となります。大和ハウス工業 奈良支店や大和ハウスグループ各社をはじめ、奈良県內にある約30の企業?団體がブース出展します。子どもたちは記者になりきって仕事の內容や魅力を取材して、レポートにまとめます。
今後も當社では、“將來の夢”(パーパス)の実現に向け、未來を擔う子どもたちが、年代や立場を超えて多様な人たちと共創できる人財となるよう、「コトクリエ探究キャンプ」や「奈良のお仕事フェスティバル」をはじめとする「コトクリエ社會共育プロジェクト」の取り組みを続けていきます。
“將來の夢”(パーパス)HP