CASE1
『創エネ?省エネ?蓄エネ』など、先端の環境配慮技術を盛り込んだ次世代オフィス。
建設地 | 石川県野々市市 |
---|---|
建物用途 | 事業所?ショールーム |
敷地面積 | 3,956.64m2(1,196.88坪) |
延床面積 | 3,562.56m2(1,077.67坪) |
竣工 | 平成23年9月 |
建物概要 | 4階建て |
國內外、32社のグループ會社からなる三谷産業グループ様。現在、『情報システム関連』『樹脂?エレクトロニクス関連』『化學品関連』『エネルギー関連』『空調設備工事関連』『住宅設備機器関連』という6つの事業セグメントを持ち、多岐にわたる事業を幅広く展開されています。
三谷産業グループ様は平成22年、事業拠點の集約および事業効率の向上を目的とした、グループ會社2社と関連會社1社が入る新社屋の建設を計畫。施設建設のパートナーとして大和ハウス工業が參畫し、新たな社屋建設をサポートさせていただきました。
新社屋を建設するうえで、同グループの三谷會長が念頭に置かれたのは、『せっかく造るなら、経済性を折り込みつつも、先端的な建物にしたい』ということ。
この考えを具現化すべく、新社屋には、太陽光発電?風力発電?燃料電池からなる三種類の創エネシステムに加え、空調および照明設備や中央監視設備といった省エネ技術、そして蓄電池システムによる蓄エネ技術を採用。『創エネ?省エネ?蓄エネ』をテーマに、これからのエネルギー資源の在り方について提案するオフィスビルとして開設されました。
そのほか、屋上庭園、霧狀の水の噴射により周囲の気溫を下げるウォーターミスト?花粉や黃砂などを內部に持ち込ませないエアシャワーの設置、熱線吸収ペアガラスの採用などにより、低環境負荷の快適空間を創造。數々の技術を盛り込んだ最先端オフィスとして、地域のランドマークにもなっています。
當グループの姿勢や考え方を凝縮した、新たな事業拠點です。
三谷産業グループ 三谷産業株式會社 常務取締役 干場克英様
新社屋には事務スペースだけでなく、外部に対する情報発信の場として、展示ショールームも設けました。しかし、當グループの姿勢や考え方、取り組みなども含めて、対外的にアピールするという意味では、社屋全體が大きな一つのショールームであるとも言え、この新社屋の存在そのものが三谷産業グループのPRにもなっていると考えています。なお、環境配慮はもとより、室內の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価する「CASBEE」(建築環境総合性能評価システム)において、同ビルはSランクを取得、また、平成22年度國土交通省「建築物省CO2先導事業」に採択されました。
創エネ?省エネ?蓄エネの技術をはじめとする、さまざまな技術や手法、そして工夫によって、私どもの要望をカタチにし、新社屋の開設をサポートしてくださった大和ハウスさんには大変感謝しています。