厚生労働省は國民健康保険の1人當りの実績醫療費、地域差指數を都道府県別にまとめた「2006年度醫療マップ」を2月9日公示した。
1人當たりの実績醫療費の全國平均は38萬9547円で前年を約一萬4000円上回った。
都道府県別の1人當たりの実績醫療費は、最高が高知県の49萬7000円で、次いで山口県の49萬5000円、広島県49萬4000円、北海道48萬6000円となっており、25府県が全國平均を上回っている。
低い方では沖縄県を除き、おしなべて関東地方で、最低は沖縄県31萬2000円で、ついで千葉県31萬6000円、埼玉県32萬2000円、茨城県32萬3000円、栃木県32萬3000円、神奈川県34萬6000円、群馬県34萬8000円、東京都35萬となった。
また、老人醫療費は全國平均83萬2000円で、最高が福岡県の103萬3000円で、ついで、北海道100萬3000円、高知県98萬円。最低は長野県68萬7000円、ついで新潟県69萬5000円、巖手県69萬7000円。福岡県と長野県の差は、34萬6000円もあった。