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二大不安は「インフラ寸斷」と「住まいの倒壊」?多くの人が行っている
災害対策の第1位は…防災に関するアンケート

9月1日は「防災の日」。
約100年前の1923(大正12)年9月1日に関東大震災が起きたことにちなみ制定されました。
地震をはじめ、大型臺風や大規(guī)模水害など、近年、災害に見舞われることが多い日本では、
防災の意識がより一層高まっているのではないでしょうか。災害において何が最も不安なのか?
その対策とは?皆さんの防災の実態(tài)をリサーチすべく、アンケートを実施しました。

調査時期 2024年7月4日~7月16日
調査対象 My House Palette メールマガジン會員
有効回答數(shù) 689件
調査方法 My House Palette メールマガジンでのアンケート

Q1.現(xiàn)在、災害への不安はありますか?

「非常に不安」(19%)と「やや不安」(54%)を合わせると、73%の方が災害に不安を感じていることがわかりました。災害大國である日本では、たびたび大きな地震や水害が起きていることからも、その不安は根強いようです。さまざまな自然災害が起こる中で、皆さんが最も不安に思うものは何なのでしょうか。

Q2.「非常に不安」「やや不安」を選んだ方に伺います。
最も不安に思う災害を教えてください。

災害に対して「非常に不安」「やや不安」と回答した方の半數(shù)が、「地震」が最も不安に思う災害だと回答しました。2位以下の「大雨」(14%)、「臺風」(12%)と大きな差をつけています。

國土交通省白書2020によるとマグニチュード7クラスの 首都直下地震が発生する確率は、30年以內に70%(2020年1月24日時點)といわれることからも、地震への不安がトップに。それ以外の災害は立地や住居の形態(tài)によってリスクが異なりますが、地震は日本のどこに住んでいても起こり得るため、心配される方が多いのではないでしょうか。

また多くの地域で、2位に圧倒的な差をつけ地震が1位となる中で、中國地方のみ37%が「地震」、それを追う形で33%が「大雨」と答えています。2018年に発生した西日本豪雨では、広島県や岡山県が甚大な被害を受けたことなどが影響しているのかもしれません。

続いて、実際に災害が起こった際の「具體的な不安」について見ていきましょう。

Q3.災害について、どんなことが不安か教えてください。(複數(shù)回答)

災害が起きたとき、どんなことに不安を感じるか聞いてみると、「電気?ガス?水道などインフラの停止」(64%)、「住まいの倒壊や損壊」(62%)の2つが上位に。僅差ではありますが、一次災害によってもたらされる住まいの倒壊をおさえて、二次災害のインフラ寸斷が不安の第1位という結果になりました。さまざまな災害が発生し、それに伴う報道により、災害後の生活における苦労を目にする機會も増えています。そのため、住まいの耐震性に加えて、インフラ設備なども注目され始めています。

また、「住まいの倒壊や損壊」と回答した方の7割近くが、家が強い揺れに耐えられるか不安としていました。2024年元旦に発生した令和6年能登半島地震でも家屋の倒壊被害が多く報じられ、多くの方が自宅の耐震性に不安を抱いたのは想像に難くありません。「大きな地震を経験し、そのときは損壊を免れたが、次に來たときに耐えられるかが心配」という回答も散見され、また新たな地震が発生したときに耐えられるかどうかも気になる様子です。

築年數(shù)に著目してみると、築40年以上と答えた方のみ「住まいの倒壊や損壊が」1位(78%)となりました。日本では43年前の1981(昭和53)年に、耐震基準の大きな改正が行われ、それ以降の基準を「新耐震基準」と呼んでいます。そのため、住まいが新耐震基準にのっとって建てられているかどうかが一つのポイントになっているのかもしれません。

※なお2000(平成12)年には、木造住宅の耐震性向上を目的とした改正(2000年基準)も行われています。

Q4.Q3で選んだ災害への不安について
詳細を教えてください。(フリー回答)

また、それぞれの住まいや家族の狀況、エリアなどによっても災害への具體的な不安は異なります。その詳細を自由に答えてもらいました。

電気?ガス?水道などインフラの停止

  • オール電化なのでインフラの停止に不安がある
  • 倒壊はしないと思うが、斷水や停電などが長期化した場合のトイレが心配。避難所には行きたくないのでどれだけ自宅で耐えられるか…
  • マンションの高層階なので、建物が被害を受けない限りは安心だが、臺風や大雨等、気象が昔とは異なるので何が起こるかわからない。マンションは停電すると水も出ないので、停電したら終わりのような気がしている
  • 北海道膽振東部地震を経験しているので、ブラックアウト等インフラの停止が心配
  • 沖縄ではいまだに電柱の地中化が進まず、臺風が來ると停電が頻繁に起こる。この極暑で停電が起きたら何人の人が熱中癥で命を落とすことか…

住まいの倒壊や損壊

  • 南海トラフ地震は相當大きな揺れが予想されるため、今の家の耐震強度で十分なのかわからず不安
  • 雨戸を付けていないので風や飛ばされてきた物などで窓が割れたりしないか不安
  • すぐ橫が川なので、氾濫したときの浸水が怖い
  • 建物が損壊した後の修繕費。全半壊の査定が厳しい中、そもそも自治體からの補助もほぼなく、住宅ローンを抱えたまま次の住居や修理を進めなくてはならないのはものすごく不安
  • 災害後の家の補修費用が心配

その他

  • 築年數(shù)が古い上に、すぐそばに河川があるので地震も水害も心配
  • 山間地を造成した住宅団地。自宅は平地なのでそれほど心配していないが、傾斜地の地滑りや擁壁の崩壊が心配
  • 家はダイワハウスで建てたので安心しているが、日中、家族がバラバラのときに被災したらと思うと心配
  • 夫が隣県に勤務。子どもたちも小さいので避難がスムーズにできるのか、避難生活はできるのか不安
  • 愛犬3頭との避難がスムーズにできるのか。避難所においてペットの安全が確保できるのか不安

インフラ寸斷や住まいの倒壊について、さまざまなコメントが寄せられました。オール電化であることや夏の酷暑による不安。その他、ワンオペ育児中の避難や家族の一員であるペットとの避難についても複數(shù)の聲が。現(xiàn)代の課題が浮き彫りになりました。

Q5.最も不安に思う災害について、
どのような住まいの対策をしていますか?

最多は「食料などの備蓄」(59%)でした。インフラが途絶えた狀態(tài)でも食べられる非常用食料は、避難生活を送る際の強い味方。次に生活必需品をひとまとめにした「防災グッズの準備」(51%)が2位に。その後に「ハザードマップの確認」(40%)、「避難場所?ルートの確認」(35%)、「地震保険への加入」(35%)と続きます。地震保険に関しては、マイホームを建てたばかりで住宅ローン殘債の多い場合など金銭的なリスクが高い方にはメリットが大きそうです。

また、Q3で「家が強い揺れに耐えられるか不安」という聲が多く寄せられた一方で、「高耐震の住まいへの建て替えや住み替え、リフォーム、家具の固定など」(13%)の対策をしている方は少數(shù)という結果に。揺れが直接的な原因で起こる一次災害への備えは不十分であるという実態(tài)がわかりました。

では、もし新たに住宅を購入できるとしたら、防災の観點からどのような家に住みたいと思うのでしょうか?

Q6.新たに住宅を購入するとしたら、
災害対策としてどのような點を重視しますか?(複數(shù)回答)

予想通り、「耐震性(耐震等級)」(86%)がダントツの1位となりました。次に「立地」(48%)、「工法(木造?鉄骨造?RC造など)」(40%)、「耐火性」(39%)、「電気を貯められる蓄電池」(同)、「太陽光発電システムなどの発電システム」(35%)と続きました。

回答理由も聞いてみました。(カッコ內は重視するポイント)

  • 災害に強い立地に建てること。地震の多い日本では耐震性能も重要。萬が一のとき、電気を自前で発電し、蓄電できることが生活には必要(耐震性、発電システム、蓄電池、立地)
  • 耐震性?耐火も重要ですが、立地はもっと重要。昔、どのような土地、地盤だったのかが気になる(耐震性、耐火、立地、保証內容)
  • オール電化だと停電時の不安が大きい。子どもが小さく、荷物を持っての避難は負擔なので在宅避難が希望(発電システム、蓄電池、保証內容)
  • 震災そのもので家族の生命が脅かされないように、建物が壊れないことが一番大事。続けて、數(shù)日間は生活ができるように発電や蓄電の設備があるとなお良い(耐震性、工法、発電システム、蓄電池、耐火性、立地、保証內容)
  • 一番大事なのは立地。川と海が近くにない場所に住みたい。地震よりも水害が怖い(耐震性、工法、耐火性、立地、保証內容)

まとめ

今回のアンケートから、直接的な被害に耐え得る「住宅の強度」だけでなく、その後の生活の快適性など、多角的なニーズが明らかになりました。ダイワハウスでは、地震エネルギーを効果的に吸収し、建物の揺れを早く収束させる「エネルギー吸収型耐力壁」を用意。繰り返される激しい揺れにも対応し得る耐震性能を実現(xiàn)しています。

また、停電時にも家で使う電気を自給自足できる「全天候型3電池連攜システム」などを備えた、一次災害から二次災害まで強さを発揮する「災害に備える家」を提供しています。これから起きる自然災害に備え、安心が続く住まいを考えてみませんか?

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