気溫が大きく変化する時(shí)期、貓の毛はふわふわしてやわらかい冬毛や、
かたくてしっかりした夏毛へと生え変わります。
この時(shí)期を「換毛期」といいます。部屋中が貓の抜け毛だらけで、
悩まされている飼い主さんも多いのではないでしょうか?
貓の皮膚?被毛のお手入れは日頃から行っていただきたいケアですが、
特に換毛期はこまめなブラッシングや掃除が欠かせません。
放置しておくと、貓の毛が絡(luò)まって毛玉ができやすくなるだけでなく、
毛玉を飲み込んでしまい健康トラブルにつながることも。
そこで今回は、愛貓の換毛期にぜひ知っておきたいお手入れ方法をご紹介します。
自宅でシャンプーをする方法もこの機(jī)會(huì)に覚えておきましょう。
皮膚?被毛のお手入れ【初級編】こまめなブラッシング

抜け毛対策に効果的なのは、日々のブラッシングです。短毛貓か長毛貓かによってお手入れ方法が異なりますので、愛貓にあった方法を覚えておきましょう。
短毛貓のブラッシング
短毛貓でも、抜け毛が原因で病気を引き起こすことがありますので、ブラッシングでしっかりお手入れをしておきましょう。短毛貓の場合、普段は2日~3日に1回、換毛期は毎日行ってください。使用するのはラバーブラシなどもよいでしょう。
毛が抜けやすい背中?お尻?脇腹?胸を満遍なくとかします。最初は毛並みに逆らうようにブラシを動(dòng)かすと、抜け毛を除去しやすいです。その後、毛並みに沿ってとかしましょう。よく毛づくろいする部位は、よりしっかり行ってください。
長毛貓のブラッシング
毛が絡(luò)まりやすい長毛貓は、毎日ブラッシングが必要です。特に換毛期は、普段のお手入れに加え 、毛の塊ができやすい部位をコームで丁寧にほぐしてあげましょう。根元からしっかりお手入れすることで、皮膚病対策にもつながります。毛が乾燥していると靜電気が起こりやすいので、霧吹きなどで毛を軽く濕らせてから行うとよいです。
皮膚?被毛のお手入れ【中級編】掃除のしやすい部屋づくり

抜けた毛をそのままにしておくのは不衛(wèi)生な上、愛貓や人にとって健康トラブルの原因になってしまうことも。軽い貓の毛は、あちこちに舞いやすいので、こまめな掃除を心がけましょう。
天井や壁
普段見落としやすい場所ですが、貓の毛が付著しています。伸縮式のハンディモップを使って、ヘッドを天井や壁にフィットさせながら橫方向になでるようにして毛を取りましょう。掃除中は毛が舞うので、窓を開けて換気扇にフィルターをつけておくと抜け毛をキャッチしてくれます。
家電まわり
靜電気が発生するテレビなどの家電には、抜け毛が集まりやすくなります。凹凸があるため、毛の除去が難しい場合は、ハケと掃除機(jī)を活用しましょう。ハケで細(xì)かい毛をかき出しながら掃除機(jī)で吸い取ると、きれいに抜け毛を取ることができます。
床の掃除
掃除機(jī)をかける際、力を抜いて持つ方が実は吸引力がアップします。背筋をまっすぐにし、掃除機(jī)は片手で支える程度に持ち、ゆっくり前後に動(dòng)かしましょう。
それでも床は特に抜け毛がたまりやすい場所。お手入れのしやすい床材に変えることで、日々のお手入れが楽になることもあります。
皮膚?被毛のお手入れ【上級編】自宅でシャンプー

基本的に貓にシャンプーはしなくても問題ありませんが、皮膚病になりやすい貓や汚れがひどい場合には、シャンプーをすることで皮膚や被毛を清潔に保てるようになります。また気溫の高い夏場はシャンプー後の貓の體溫管理が比較的しやすいため、シャンプーに挑戦するにはよいタイミングです。愛貓が水に濡れることを嫌がらず、ストレスにならないようなら、無理のない範(fàn)囲でチャレンジしてみましょう。
獣醫(yī)師解説!愛貓のシャンプーに挑戦してみよう
Step.1 カラダを濡らす
貓のカラダを片手で押さえながら、人肌程度(35度前後)のシャワーのお湯を背中にやさしくかけます。ノズルをカラダに直接當(dāng)てると水の音やしぶきが出にくくなるため、貓が嫌がりにくいです。続いて前足を持ち上げ、おなかにもお湯をかけましょう。
Step.2 シャンプー~すすぎ
事前に泡立てておいたシャンプーを手に取り、泡が皮膚まで屆くようにカラダ全體になじませます。時(shí)々毛並みに逆らうようにすると、よく洗えます。すすぐ時(shí)は、シャワーのノズルを貓のカラダに當(dāng)てながら行います。シャンプーが殘らないように意識(shí)し、しっかりすすぎましょう。足の付け根は泡が殘りやすいので、念入りに行うのがポイントです。
Step.3 乾かす
足やしっぽを付け根から先に向かって軽くにぎり、水気を絞りましょう。その後タオルでカラダを包み、全身を拭いていきます。貓は顔が濡れることに敏感なので、顔から拭いてあげるとよいでしょう。最後にドライヤーでしっかり乾かしていきます。一番弱い設(shè)定にし、溫度も低めにしてください。ブラシと手を使いながら被毛をかき分けて、根元から風(fēng)を當(dāng)てるようにして乾かします。水に慣れないうちは、今日はこの部分だけ、と決めてシャンプーしてあげてもよいでしょう。どうしてもシャンプーを嫌がる場合には無理しないようにしましょう。
ネコレットなら、自宅でシャンプーが手軽にできる!
ネコレットって?
自宅シャンプーが手軽にできる幅広深型シンクと自動(dòng)で流水洗浄してくれるトイレパンを備えた貓用水洗設(shè)備です。ハンズフリーでシャワーができたり、お湯をためて全身浴が可能だったり、愛貓と飼い主さん両方のストレスを軽減してくれる機(jī)能が充実。自宅シャンプーに挑戦したい方にこそ、おすすめです。

皮膚?被毛ケアは愛貓にとって欠かせないお手入れです。特に換毛期を迎えたら、普段以上のケアを心がけましょう。これからの暑い季節(jié)は、シャンプーに挑戦してみるのもおすすめです。今回ご紹介した手順を參考にしてみてくださいね。
愛貓との清潔な暮らしを心がけ、これからも健康で快適に過ごしていきましょう。
監(jiān)修/白山聡子先生(獣醫(yī)師)
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