［兵庫県 Kさま邸］

1階と2階をつなぐスキップフロアを中心に、
“普通ではない”立體的な空間を描かれたKさまご夫妻。
家族の成長に合わせて暮らしを楽しみたいと、夢が広がっています。

妻の尚美さんいわく、「共働きなので家事を手早くこなしたくて、動線にこだわりました」。買い物から帰ると玄関収納や手洗いスペースを通ってキッチンへ向かうことができ、効率良く家事を済ませられます。キッチンから1階全體を見渡せるので、家事の最中、子どもを遊ばせておいても安心です。

また、2階は浴室、サニタリー（物干しスペース）、ウォークインクローゼットが連続しており、洗濯家事がとてもスムーズ。さらに、大型のリビング収納や、タタミスペースの段差を利用した引き出し収納、キッチン背面収納などにより、すっきりした空間が保たれています。

子どもが成長したらスキップフロアに電子ピアノを置いて弾かせたい、庭の花壇で家庭菜園を始めたいなど、やりたいことが盛りだくさんだというKさまご夫妻。家ができたから完成なのではなく、住むことでこれからどう変化させるのか。將來が楽しみになる住まいに、ご家族の夢が広がっていきます。

玄関のニッチはアクセントのエコカラットで引き締めて。斜めに設けた式臺により、広さとゆとりを感じさせます

ステージのように大きくせり出したスキップフロア。壁のホワイトボードは、家族の情報共有や子どものお絵描きなどさまざまに活用できそう

2階ホールに設けた貴弘さんの書斎。床を一段上げて、スキップフロアが見えるように設計