英字
- ADL
- Activities of Daily Livingの略稱で、直訳すると「日常生活の活動動作」。日常生活を送るのに必要な基本動作のこと。身體に障がいをもつ人や高齢者が、身の回りのことを自分でどれだけこなせるかの程度。食事や衣服の著脫、排泄、入浴等の各動作。移動の動作。その他、生活関連動作などを示す。ADLの自立はリハビリテーション醫學の治療目標の一つとして重要視されている。
- DPC(Diagnosis Procedure Combination)
- 「急性期入院醫療の診斷群分類に基づく1日當たりの包括評価制度」と訳される。診斷群分類とは、國際疾病分類で1萬以上ある病名を、マンパワー、醫薬品、醫療材料などの必要度から統計的に意味のある病名グループ(500~1500程度)に整理?分類する方法。
もともとは産業界におけるQC活動の手法を醫療現場に適用したもので、病院運営や経営マネジメントの有効な指標となるものである。一般的にはアメリカ的な「DRG(Diagnosis Related Groups)」という用語が多く使われているが、厚生労働省ではDRGと區別するためにDPCという用語を用いている。それは日本の診斷分類が、傷病名(診斷名:Diagnosis)と処置(Procedure)の組み合わせで決まるからという事情によるものである。
平成15年4月より全國82の特定機能病院の一般病床に導入された。DPCにおける診療報酬は、包括部分と出來高部分で構成されている。出來高部分としては、手術料、麻酔料、千點以上の処置料など、ドクターフィー的要素が算定できる。 - ICU
- Intensive Care Unitの略、集中治療室の項參照。
- ME(Medical Engineering)
- 醫用工學という意味。機械工學?材料工學の醫用への応用技術で、MEは現代醫療に不可欠な検査機器や診斷機器、治療機器など様々な醫療機器を生みだしている。
- MR
- Medical Representativeの略で、醫薬情報擔當者のことをいう。醫療機関に対して、醫薬品の効能?効果?副作用情報等の適正使用情報を積極的に醫師に提供したり、また他社製品の動向を調査したり副作用情報の収集と対応等の業務を行う職種のことをいう。
- MRSA
- methicillin resistant staphylococus aureusの略。メチシリン耐性黃色ブドウ球菌。病院などの施設ではMRSAの感染予防対策が重要とされている。在宅で療養中の高齢者など抵抗力の弱っている人は感染しやすいため、介護者も含め手洗いを勵行し、衣服はつねに清潔で乾燥したものを身につけるように、菌の増殖しやすい場所はこまめに清掃し、消毒することが必要。
- OT
- Occupational Therapistの略稱、作業療法士の項參照。
- PT
- Physical Therapistの略稱で、理學療法士の項參照。
- QOL
- quality of lifeの略。一般には「生活の質」「人生の質」「生命の質」を訳される。生活者の諸要因として考えられる満足感や幸福感、安定感に基づき、そのバランスのとれた狀態をより高めより充足した生活や生活環境を実現していこうとするある主の理念で、高齢者介護の分野では介護環境の質の向上に関して使われることもある。
- ST
- Speech Terapistの略稱。言語聴覚士、言語療法士ともいいます。言語療法士の項參照。
- WAMNET(ワムネット)?福祉醫療機構
- 福祉保健醫療関連の情報を提供するための総合的な情報ネットワークシステムのこと。介護保険制度や障がい者支援費制度といった社會福祉施策における利用者への適切な情報開示、また関係機関をつなぐ情報の共有化といった內容が極めて重要であることから、獨立行政法人である福祉醫療機構では、福祉保健醫療ならびに介護保険、障がい者支援費制度における関連情報を提供するために情報ネットワークシステム『WAMNET』(ワムネット)で広く情報を提供している。
- X線検査室
- X線を用いて撮影や透視を行う部屋。體內の狀態を寫真フィルムに寫すX線撮影と、X線を蛍光板に映して診斷するX線透視がある。
またX線撮影には直接撮影と間接撮影(透視によるX線をカメラ?テレビカメラで撮影)とがある。 - X線CT室
- X線寫真は普通、前や橫からなど一方向からX線を照射するのに対し、いくつかの方向からX線を照射してできた影をコンピュータを使って計算することにより、體內の斷面図を再構築する撮影機のことで、それを行う部屋がX線CT室です。