ケーススタディ
目的に合わせた各種施設(shè)の建設(shè)をトータルプロデュース
ケーススタディ
多品種少量生産という特性を大きな魅力として訴求できる物流センター
| 建設(shè)地 | 兵庫県加?xùn)|市 |
|---|---|
| 建物用途 | 物流施設(shè) |
| 敷地面積 | 37,089.32m2（11,219.51坪） |
| 延床面積 | 4,131.28m2（1,249.71坪） |
| 竣工 | 2024年4月 |
| 建物概要 | 2階建て |
電力や通信、鉄道、施設(shè)?住宅建築などの現(xiàn)場(chǎng)で、高所作業(yè)者を墜落や落下から守る安全用品のメーカーとして、歴史を積み重ねてこられたのが藤井電工株式會(huì)社様です。開発?製造されているのは、安全帯と呼ばれる人體に裝著するベルトとランヤード（ロープ等）がセットされた墜落制止用器具。墜落事故から作業(yè)者の身を守る個(gè)人用保護(hù)具として、多くの現(xiàn)場(chǎng)で安全を支えています。
1952年、創(chuàng)業(yè)者が現(xiàn)在の柱上安全帯の部品や伸縮調(diào)節(jié)器を獨(dú)自開発してから70年余り。特に、電力の送配電企業(yè)から絶大なる信頼を集め、國(guó)內(nèi)市場(chǎng)で圧倒的なトップシェアを誇る藤井電工様の大きな特徴が、あらゆる高所作業(yè)の課題に対して包括的に対応できる點(diǎn)です。同業(yè)他社のほとんどが墜落制止用器具のみを製造する中、同社では設(shè)備側(cè)に取り付ける墜落防止システムもラインアップ。高所作業(yè)での作業(yè)性と安全性の向上を幅広く提案できる企業(yè)として、多くのユーザーから高い信頼を得られています。
藤井電工様では、お客様のご要望に真摯に対応してきたことから、多くの製品が多品種少量生産となっています。このような製品特性に関連し、同社では製品供給のリードタイム面に課題を抱えていました。その課題を解決するために、計(jì)畫されたのが物流センターの開設(shè)です。建設(shè)されたのは、多くの製品の最終工程の仕上げを行う社（やしろ）工場(chǎng)の近隣に購(gòu)入されていた事業(yè)用地。完成した物流センターは、多岐にわたる製品や部品の入荷から保管?出荷まで業(yè)務(wù)を円滑かつ迅速に行えるよう、スムーズな搬入出が行える自動(dòng)ラックやコンベア、最新鋭の自動(dòng)梱包システムを配備予定です。また、將來的な省人化を見據(jù)え、無人ロボットの導(dǎo)入も検討中です。
いままでの「弱み」を「強(qiáng)み」に変える物流センターです
藤井電工株式會(huì)社
専務(wù)取締役 営業(yè)擔(dān)當(dāng) 藤井 康行 様
私たちは、創(chuàng)業(yè)時(shí)より培ってきた技術(shù)と、安全への強(qiáng)い思いをもって、主力製品のフルハーネス型?胴ベルト型に代表される墜落制止用器具の他、工事設(shè)備側(cè)に取り付ける墜落防止裝置、送配電工具などの製造を手掛けています。
當(dāng)社の製品?サービスによる、墜落?転落災(zāi)害ゼロの達(dá)成こそが私たちの最大の目標(biāo)。そのアプローチは、フルハーネスの提供だけに限りません。工事設(shè)備側(cè)への工夫や作業(yè)者への安全啓蒙活動(dòng)、作業(yè)環(huán)境の改善など、あらゆる企業(yè)活動(dòng)において當(dāng)社のパーパスである『Safety is Love 安全は愛』という言葉が息づいています。
お客様のご要望にきめ細(xì)かく対応してきたため、當(dāng)社製品の多くは“多品種少量生産”となっています。他社にはない當(dāng)社の強(qiáng)みである反面、品質(zhì)（Q）、価格（C）、納期（D）のうちの納期では、弱みにもなっていました。このような「弱み」を「強(qiáng)み」へと転換させるため、今回の物流センターの建設(shè)計(jì)畫に至ったのです。
現(xiàn)在、當(dāng)社では生産拠點(diǎn)として本社?滝野工場(chǎng)と社工場(chǎng)を展開していますが、多くの製品の最終工程の仕上げを行う社工場(chǎng)近くに購(gòu)入していた事業(yè)用地に建設(shè)できたのも良かったと思っています。完成した當(dāng)社初の物流センターは、延床面積：4,131.28m2（1,249.71坪）もの規(guī)模となりましたが、十分な部品の保管、製品（完成品）の収容を?qū)g現(xiàn)。稼働後は、約65％の製品を受注生産から計(jì)畫生産に転換するなど生産部門にも好影響を與え、リードタイムの大幅な短縮から販売代理店様の負(fù)擔(dān)軽減にもつながっています。
また將來的には、老朽化と増改築による作業(yè)動(dòng)線の悪化が課題となっている社工場(chǎng)の生産機(jī)能を當(dāng)該敷地內(nèi)へ移転させることも検討しています。
大和ハウス工業(yè)さんには、事業(yè)用地の購(gòu)入段階からお世話になりました。ご提案いただいた際、立地?規(guī)模ともに「當(dāng)社が事業(yè)成長(zhǎng)していくのに、これほど適した土地はない」とご縁を感じたことを憶えています。當(dāng)時(shí)、具體的な計(jì)畫はありませんでしたが、その後も長(zhǎng)期にわたり交流や情報(bào)交換を続け、信頼を重ねてきたことから、今回の物流センター建設(shè)についてもお願(yuàn)いすることになりました。
建物の仕上がりにはとても満足しており、今後も當(dāng)社の事業(yè)成長(zhǎng)を支えるステージになることを期待しています。
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