4期市長を勤めた名士のお家柄。
故郷のお役に…と、殘された土地を高齢者マンション併設(shè)の多機(jī)能施設(shè)に活用。
福祉先進(jìn)國の北歐の國々では、社會的弱者の高齢者ほど「町の中心の便利なところに住むべきだ」と考えられていますが、高瀬さんが開設(shè)された「ときの郷」(グループホーム9人?デイサービス30人)、「メゾンセントレ」(高齢者用賃貸マンション20室)は、文字通り、西脇の町の中心部の非常に便利なところにあります。買物するには、橫斷歩道を渡った道向かいのショッピングセンターへ。隣は銀行で、病院もそう遠(yuǎn)くありません?!父啐h者でも、身近になんでも用を足せる便利なところですよ。それにマンションの屋上に上がれば西脇の町が一望できます。周囲360度の見晴しで、ほんとうに気持ちがいいものですよ。また川の景色もきっと気持ちを穏やかにしてくれるにちがいありません」と高瀬さんは話されます。
敷地は、ほぼ南北に細(xì)長く延びた形狀で面積は1214m2、延べ床面積は約1700m2あり、建物は3階建て。大通りに面した側(cè)の表の入口には10數(shù)臺のほか、一方の入り口付近にも數(shù)臺の駐車スペースが用意されています。
「ときの郷」の玄関を入ると、デイサービス(30人)の広々としたデイルームがあり、介護(hù)予防のためのリハビリ機(jī)器などが備えられています。浴室はじつに広く、身體が不自由な方でも入浴しやすいように要所に手すりが備わり、自動的に昇降するマルチリフターも完備。明るく、調(diào)理している様子が見られるカウンターキッチンと廚房がデイルームに続いています。
別図を參照していただくとよく分かるように、一階の奧の部分には認(rèn)知癥の高齢者のためのグループホーム(9人)が続いていますが、もちろん玄関はデイサービスとは別の専用玄関が建物南側(cè)に設(shè)けられています。
2階?3階が、高齢者用の賃貸マンション。玄関はデイサービスとグループホームの中間にあり、それぞれの領(lǐng)域が交わらないように、マンション用のエレベータホールがほどよい緩衝スペースの役割を果たすように配慮されています。部屋は夫婦、単身用の2タイプがあり広さは平均37m2。
2階に10室、3階に10室の合わせて20室で、間取りは1LDKにバス?トイレつき。もちろんバリアフリー設(shè)計になっているのですが、とくに目についたのは室內(nèi)も廊下もずいぶんスペースを広くとっている點です。「車イスでも不便なく自由に移動できるようにと注文しましたから」と高瀬さんは話しています。
ちなみに、3階から4階の屋上へは壁に沿ってリフトが設(shè)置されています。階段を昇るのが不自由な方はリフトを利用すれば、簡単に屋上へと出られ、西脇の町を一望することができるのです。この部分をエレベーターでなくリフトにしたのは、高瀬さんの遊び心のようです。いかにも乗るのが楽しそうです。
CASE3
「ときの郷」と「メゾン セントレ」