まずは、家庭で洗えるかどうか絵表示をチェック。ドライクリーニングのマークがついているものでも、丁寧に扱えば洗えるものもあります。ただし、シルクやレーヨン、キュプラ、アセテートとの混紡製品、レースや刺繍などがついているもの、毛足の長いモヘヤやアンゴラなどはクリーニング店へ。
お湯で洗うと色落ちしたり縮んだりするので、30℃程度のぬるま湯で洗います。ウールはアルカリに弱いので、おしゃれ著洗い用洗剤など中性洗剤を使用します。
セーターはホコリを払い、目立つ汚れは、洗剤を直接つけ、つまみ洗いをしておきましょう。汚れが効果的に落とせるよう、汚れやすい前身ごろや袖口が上になるようにたたみます。
ウールやカシミアなどは水中でこすったりもんだりすると、縮むことがあるので、やさしく押し洗いします。すすぎは、きれいなぬるま湯に替えて、押し洗いを數回繰り返し、軽く水を切ります。脫水はネットに入れて洗濯機で30秒または、バスタオルにくるんで形を整え、水気を吸い取ります。
洗濯機で洗うときは、型くずれしないよう洗濯ネットに入れ、弱流コースで洗います。
形を整えて、専用のセーター干しネットや風呂のふたにバスタオルを敷き、平干しにします。
縮んだり、伸びてしまった場合は、當て布をしてスチームアイロンを浮かしてかけ、形を整えます。
2015年12月現在の情報となります。