2008/10/10
報(bào)道関係各位
ダイワハウス×近藤典子 「暮らしごこちデザインプロジェクト」ケーススタディハウス名古屋 グランドオープン |
大和ハウス工業(yè)株式會(huì)社(本社:大阪市、社長:村上健治)は、2008年10月11日、アメニティアドバイザー 近藤典子氏とのコラボレーションにより建設(shè)した「ケーススタディハウス名古屋」を、愛知県日進(jìn)市のナゴヤハウジングセンター日進(jìn)梅森會(huì)場內(nèi)でグランドオープンします。
當(dāng)社では2005年10月より、アメニティアドバイザーの近藤典子氏と「本當(dāng)に暮らしごこちのいい家とは何か?」をテーマに、當(dāng)社が長年培ってきたノウハウと同氏の快適な生活提案を融合させ、生活者視點(diǎn)の住まいづくりを追求するプロジェクト「暮らしごこちデザインプロジェクト」を展開してきました。
このプロジェクトでは、実際に暮らしてみて初めて実感する“暮らしごこち”がストレスフリーで快適な住まいになるように、住まい手本位の様々な試みを?qū)g踐しています。
2006年5月には広島県內(nèi)のアスタ展示場、2007年2月には神奈川県橫浜市內(nèi)のハウスクエア橫浜展示場、同年4月には兵庫県神戸市內(nèi)の神戸駅前住宅公園展示場に、“快適な暮らしごこち”を體感できるテーマハウス「ケーススタディハウス」をオープンさせました。ここでは、本當(dāng)にお客様の家づくりの參考になるように、サイズ?間取り?動(dòng)線はもちろんのこと、洋服の管理の仕方やゴミの置き場所等に至るまで、隨所で暮らしをリアルに表現(xiàn)しています。それは、住んでみて初めて気づく「暮らしの中の“困った”」を住む前からあらかじめ解決しておくことの大切さや、人が家に合わせて我慢しながら暮らすのではなく、家が住む人の暮らしの変化に合わせてくれるフレキシビリティの必要性を?qū)Wぶことのできる(=ケーススタディ)、生活者の視點(diǎn)に立った提案集ともいうべき空間です。
そしてこのたび、日進(jìn)市內(nèi)に4棟目となるケーススタディハウスをオープンする運(yùn)びとなりました。
1.ケーススタディハウスの基本コンセプト ~暮らしごこちよさを実現する 「3つの“間”」~ 暮らしごこちデザインプロジェクトが展開するケーススタディハウスでは、快適な暮らしごこちを実現するための必要条件として、「3つの“間”」である「空“間”」「時“間”」「人“間”」」を掲げました。この「3つの“間”」は、当社と近藤典子氏のコラボレーションのスタートにあたり近藤氏が提案した基本コンセプトであり、「3つの“間”」が揃って初めて、暮らしごこちのよい住まいになるという考え方です。ケーススタディハウス名古屋もこの「3つの“間”」を随所にバランス良く提案し、暮らしごこちよさを具現化した生活空間=住まいなのです。
●3つの“間”とは? ①ここちよい「空“間”」 「空“間”」を無駄なく有効活用すること 空間に対し、ただ隙間無く詰め込むということではなく、物の出し入れや人の出入りがスムーズで、毎日の暮らしが楽になるよう計算し尽くした有効活用の手法を提案します。収納についても、「狭いから」「予算が足りないから」等と諦めるのではなく、適材適所に適量のスペースを配置することにより、「空“間”」とは工夫次第で有効に活用できることを納得・実感していただける様々な表現をしています。 ②ここちよい「時“間”」 動線の無駄を省き、同時に時間や労力のロスをカットすること 生活動線・家事動線に無駄がなければ、時間と労力のロスがなくなり、代わりに「余裕」 が生まれてきます。日々の生活の中で時間に潤いが生まれることは、心の潤いにもつなが り、暮らしを楽しむ豊かな時間が流れます。 ③ここちよい「人“間”」 コミュニケーションとプライバシーのバランスがとれ、住む人の心が安らぐこと 例えば、オープンスペースで家族や周囲の人たちとのコミュニケーションがとりやすい間取りでありながらも、お互いの気配やぬくもりを感じつつ適度にプライバシーが守られる空間のあり方など、人の心に配慮した提案をします。相手を敬い気遣う気持ちや、本当の意味での人と人との「和」は、日常の暮らしの中で生まれてくると考え、さまざまな問題が山積する現代に今一度、住まいの役割を見つめ直す試みでもあります。
暮らしごこちデザインプロジェクトでは、家の中のどのスペースにもこの「3つの“間”」が揃うように考えながら家づくりを進めていくよう提案しています。この「3つの“間”」が揃った住まいは、機能的でスッキリとした、ストレスフリーな住宅です。 そのような住宅で暮らすことにより、心の安らぎやゆとりが生まれ、家族をはじめとする周りの人達とのコミュニケーションもスムーズになります。
2.ケーススタディハウス名古屋のキーワード「収める」 ケーススタディハウス広島では、車社会である地方都市での生活を意識し、車庫からの生活動線を起点としたラウンド動線を提案しました。また、ケーススタディハウス横浜では、人の集まり方が様々な都心での生活を意識し、「扉」で暮らしを楽しむ提案を表現しました。ケーススタディハウス神戸では、都市部に多い比較的限られた居住スペースという住宅事情の中で、ゆとりをもって暮らしを楽しむ提案を特長としました。 今回、ケーススタディハウス名古屋では「3つの“間”」という基本コンセプトに加え、ケーススタディハウスの集大成としての理念を具現化しました。キーワードとなるのは、「収める」。 人が、家族や自分にとって大切なもの・・・つまり、物質的な「モノ」のみならず、共に過ごす中での時間や思い出、心、暮らしを収める場所こそが「家」であり、「家」とは人生の舞台そのものであるという考えのもとに、より豊かな日常を醸成する住まいを提案しています。
<1階平面図> |
<2階平面図> |
●「モノ」を収める ~モノと上手に付き合いましょう~ モノは使って初めて生きるものであり、日々出し入れしやすく使いやすい状態で収納されていなくては無意味であるという考えに基づき、ケーススタディハウスでは一貫して「適材適所に適量」の収納計画を提案しています。そして、今回初めて「集中管理」の収納を取り入れています。 一見これまでの主張に相反する、死蔵品の宝庫となりがちな集中収納のようでありながら、実は動線や内部のシステムに細やかな工夫を施すことで「適材適所に適量」の考え方に適った収納空間を実現しています。住む人の使い方によって、納戸や物置、通路、部屋にもなりうる多機能かつフレキシブルな提案が特長です。それは、増え続けるモノに人が振り回されるのではなく、人がモノを主体的に管理し、モノとの上手な付き合い方を実現しようとする試みです。
Point1.「リビングクローク」 家族がそれぞれ多目的に使用するリビングは、様々なモノが集まり、いつも雑然としがちな場所です。そのため、リビング自体をやや狭くして収納スペースを設け、結果的に居室を広くすっきりと使えるプランを提案しています。 また、リビングからリビングクロークを通り、廊下へと動線が抜けることで、モノの押し込みスペースになりがちな大型集中収納の弱点を補うだけでなく、廊下まわりの使い勝手も向上させています。内部には、暮らしの寸法に合わせてサイズを設定した3種類の棚板があり、机や本棚等、多機能に活用することができます。 リビングクロークの位置、扉のつけ方、棚のサイズや位置等を考慮することで多機能な空間になり、さらに周辺の空間にも影響を与えるという考え方が特長です。
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Point2.「和室収納」 和室には、新しい「和」の収納スペースを提案しました。押入れ空間を中段で横に仕切り、布団等を上に積み上げていく従来の概念にとらわれず、縦に仕切ることで出し入れしやすい手法を新たに試みています。さらに、出入り口を2ヵ所作ることで、風通し良く管理しやすい工夫を施しました。普段使わないモノの詰め込み場所になりがちな押入れに、出し入れしやすい環境を作ることで、モノの使用頻度が上がりモノは活かされ、豊かな暮らしにつながります。 押入れにも、納戸や物置、通路、部屋にもなりうるフレキシブルな空間提案です。 |
Point3.「ファミリークローゼット」 2階の中央に位置するファミリークローゼットは、親の主寝室、子ども部屋、廊下の3方向からの動線を確保した家族共有のクローゼットです。「収納」とは暮らしを快適にするツールであるとの考えのもと、収納量よりも使い勝手の良さにポイントを置き、出し入れしやすく、日々の管理や衣替え等、家事の負担を大幅に軽減できるシステムを実現しています。 また、家族のライフステージの変化に合わせて、クローゼット内部の使い方をフレキシブルに変化させる手法を提案。例えば、子どもが小さい時期には親子でクローゼットを共有し、親が子どもの衣類管理を容易に行うことができます。子どもが成長したとき、子ども部屋の一部にクローゼットスペースを設けて自己管理を促し、ファミリークローゼットは中央を間仕切り、一方を親の衣類スペースに、もう一方を納戸や書斎として使うことができます。 ケーススタディハウスで一貫して提唱している「家が住む人の暮らしに合わせてくれるフレキシビリティ」の一例です。 |
●「時間」を収める ~楽しい時間を収めましょう~ Point4.「和の楽しみ」 一般的に内向きに作られることの多い和室を、外に向けて開放的にプランすることで、内と外の一体感を生み出し、暮らしの広がりを実現しました。 和室からフラットにつながるウッドデッキは、青空の下へと張り出しています。そのため、お客さまを玄関からわざわざ招き入れなくとも、気軽に出入りできます。昔懐かしい縁側のような風情を、現代の「和」感覚で楽しく再現した提案です。
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Point5.「洋の楽しみ」 キッチン・ダイニングから、住まいのバックヤードとなるウッドデッキをフラットにつなげ、季節を感じられるオープンエア空間を演出しました。Point4の和のコミュニティがパブリック(公)であるのに対し、こちらは主に家族(私)のためのプライベート空間です。「食」を通して、家族のコミュニケーションを育むことができるスペースです。 また、キッチンに隣接するユーティリティは効率の良い家事動線を実現し、日々の家事を支える頼もしい存在として機能します。 |
●「心」を収める ~家族の心を育てましょう~ Point6.「コミュニケーションシェルフ」 家族が毎日のように行き交う階段上のスペースに、思い出の写真や各自のコレクションを飾るコーナー「コミュニケーションシェルフ」を設置しました。写真を入れ替えしやすくしています。またこのコーナーは、毎日家族の目に留まり、自然に会話が生まれるよう工夫しました。この提案は「家族のコミュニケーションとは、ただ無意識に時の流れに任すままに育つものではなく、家族それぞれが意識し努力してこそ育まれていくものである」という近藤典子氏の理念に基づいています。お互いを大切に思いやる心と会話を育み、絆を育む仕掛けづくりの一例です。 | ![]() |
●「人生」を収める ~家は人生の舞台~ 住まいに求められる絶対条件とは、まず「安全」「安心」であることは言うまでもありません。耐震・耐久・防犯等の性能の向上、環境への配慮等、現代の住宅に求められる様々な課題を、ダイワハウスの戸建住宅基幹商品「xevo」はより高い水準でクリアし、「安全」「安心」を実現しています。それは住む人に心の安定をもたらす不可欠な機能であり、技術の進歩により日夜進化し続けていくものです。 同時に、たとえ時代が変わり技術が進化しようとも、住まいには常に変わることのない普遍 的な役割があります。それは、疲れた心身を癒し、安らぎをもたらすことです。また、料理や掃除を楽しんだり、インテリアや季節感がでるように心を配ることであり、そのような日々の暮らしの中にこそ家族や友人との語らいが生まれ、絆が深まっていくものです。 つまり、住まいとはそのような日々の暮らしを収める場であり、心の拠り所であり、人生そ のものの舞台と言っても過言ではありません。 住まいに愛情を注ぎ暮らしを丁寧に楽しみ、家そのものが快適になれば、住まう家族が元気 になります。個々の家庭が元気になれば、それは近隣・地域へと広がり、ひいては日本の社会 全体が活性化されます。だからこそ、各家庭での快適な住まいづくりが非常に大切なのです。 基本コンセプト「3つの“間”」(「空間」「時間」「人間」)に基づきその感性価値を具現化し た人生を収めるに相応しい住まいを、「ケーススタディハウス名古屋」でぜひご体感下さい。
【「しまいごこちユニット」 カジュアルシリーズ発売】 9月18日より、近藤典子氏のアイデアを当社がカタチにしたオリジナル収納システム「しまいごこちユニット」に、高い機能性はそのままに、リーズナブルな価格を実現した、カジュアルシリーズが加わりました。 当プロジェクトでは、「収納」を、単にモノをしまうだけのスペースではなく、暮らしを快適にするためのツールとして捉えています。モノの出し入れがしやすいことはもちろん、家族の暮らし方や生活動線に沿った配置、暮らしの変化に合わせて仕様が変えられるフレキシブルさなど、住まい手の視点で使い勝手を考えた“しまいごこちよさ”が特長です。 カジュアルシリーズは、寝室クローゼット、ウォークインクローゼット、物入れ(L型)の計3種類、14プランです。 |
●概要 名 称 : 「しまいごこちユニット」カジュアルシリーズ 対象地域 : 全国 対象商品 : 戸建住宅・分譲マンション・増改築 販売目標 : 年間1,000ユニット プ ラ ン : 14タイプ(企画限定) 販売価格 : 4万~25万円 HPアドレス : http://www.emanfu.com/noriko_kondo/
お客様問い合わせ先 大和ハウス工業 コンタクトセンター フリーダイヤル 0120-590956 E-mail :project@daiwahouse.jp
当プロジェクトでは、今後も生活者の立場に立った、暮らしごこちのよい住まいを提案していきます。これからも当社と近藤典子氏との取り組みにご期待ください。
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以上