ダイワハウス×近藤典子　「暮らしごこちデザインプロジェクト」

「しまいごこちイージークローク　－進化する収納－」

　大和ハウス工業株式會社（本社：大阪市、社長：大野直竹）は、アメニティアドバイザー?近藤典子氏のアイデアを當社がカタチにしたオリジナル収納システム「しまいごこちイージークローク　－進化する収納－（以下、イージークローク）」を、2011年4月15日より発売しました。

当社では、アメニティアドバイザーの近藤典子氏と「本当に暮らしごこちのいい家とは何か？」をテーマに、当社が長年培ってきたノウハウと同氏の快適な生活提案を融合させるプロジェクト「暮らしごこちデザインプロジェクト」を全国に展開しています。

実際に暮らしてみて初めて気づく“困った”のシーンに、ストレスフリーで快適な“暮らしごこち”のよい住まいになるように様々な試みを実践しています。

今回新たに開発した「イージークローク」は、従来の「しまいごこちユニット」3シリーズ（スタンダードシリーズ・カジュアルシリーズ・イージークローク）を集約し、機能の見直しを図ったオリジナル収納システムです。

１．基本コンセプト　３つの「使（つかう）」

「イージークローク」の基本コンセプトは、“住まい手の使いやすさ”を追求した3つの「使」である「使いきる」「使いこなす」「使いつづける」を掲げました。この3つの「使」は、近藤典子氏の収納に関するソフト提案を当社がカタチにするコラボレーションの基本コンセプトです。

●３つの「使（つかう）」とは？

（１）使いきる

収納スペースの上下・左右・前後空間を最大限・最適に“使いきる”ことで、限られたスペースでの収納力を向上させました。棚板やパイプが固定された収納では収まらなかったモノも、空間を有効に使えるため、毎日の「しまう」が楽になります。

（２）使いこなす

棚板やハンガーパイプを2.5cm単位で自由に移動・追加することができるため、収納したいモノのサイズやカタチにあわせて、空間を“使いこなす”ことができ、モノの管理も出し入れも楽になります。

（３）使いつづける

家族の成長と共に増減する、しまうモノの量やライフスタイルの変化に応じて収納を進化することができるため、暮らしに合わせて、快適に“使いつづける”ことができます。棚板やパイプを入れ替え、追加するだけでお客さまにあった収納のカスタマイズが楽になります。

２．商品特長　「３つの進化」

（１）部材共通化による「進化」

従来の「しまいごこちユニット」では、ユニット毎の部材が異なっており、ユニット間での部材転用や追加ができず、個別でお客さまに提案を行っていました。

今回新たに開発した「イージークローク」では、ユニット間の部材を共通化し、暮らしに合わせて収納をカスタマイズしやすくし、基本パッケージをこれまでの11サイズ38バリエーションから、7サイズ17バリエーションに集約しました。

これにより、従来品と比べて最大で約50%のコストダウン（ユニットによりコストダウン幅は異なる）を実現しました。

（２）ライフステージの変化による「進化」

「イージークローク」は、家族の成長やライフステージの変化により、発生する収納の問題にもあわせて、スペースを自在に変化させることができる「進化する収納」です。

ハンガーパイプ、棚板、デスク天板を活用して、クローゼットを物入に、クローゼットを押入にするなど、“収納空間”の「進化」だけでなく、書斎スペースなど“住まいのプラス空間”へ「進化」させることもできます。

（３）０．５帖タイプで新たに「進化」

今回新たに追加投入する「0.5帖タイプ」のクローゼットは、クローゼットタイプの場合、従来の当社標準クローゼット（1帖タイプ：ハンガーパイプ＋枕棚）と比べても、ハンガーパイプの長さは同等です。日々の使い勝手を最優先にした機能を備え、収納したモノが見やすいなど、“モノを確実に管理”しやすくなっています。