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      2012/10/23

      ニュースレター

      大和ハウス工業(yè)株式會社
      代表取締役社長 大野 直竹
      大阪市北區(qū)梅田3-3-5

      2020年までに環(huán)境負荷「0(ゼロ)」を目指すスマートエコプロジェクト第4弾

      環(huán)境配慮型オフィス「大和ハウス岐阜ビル」の実証実験を開始

       大和ハウス工業(yè)株式會社(本社:大阪市、社長:大野直竹)は、2012年10月26日より、次世代の環(huán)境配慮型オフィスの実証実験を「岐阜支店」で開始します。

      當社は、法人のお客さま向けの建築物について、2020年までに環(huán)境負荷「0(ゼロ)」(運用時のCO2排出量ゼロ)を目指す「Smart-Eco Project(スマートエコプロジェクト)」をスタートさせ、その第1弾としてCO2排出量を最大約50%(※1)削減可能な環(huán)境配慮型のオフィス「D’s SMART OFFICE(ディーズ スマート オフィス)」を2011年7月より販売し、好評をいただいています。

      そしてこのたび、プロジェクト第4弾として、CO2排出量50%以上の削減(※1)を目指す実証実験を「大和ハウス岐阜ビル」で開始することになりました。CO2排出量50%以上の削減を目指す実験は「大和ハウス愛知北ビル」でも実施していますが、今回は「D’s フレーム」や「エコボイド」の採用など、より「パッシブ」に力點を置いた実験を行います。

      今回の実証実験で採用し、効果検証した環(huán)境配慮技術(shù)を、次世代オフィスの開発に活用していくとともに、當事務(wù)所をショールームとしても活用していきます。

      1.1990年當時の當社建築物と比較した場合(當社試算による)。

      ●ポイント

      1.CO排出量を約53%削減できる環(huán)境性能

      2.多機能タイプの外裝フレーム「D’s フレーム」や吹き抜け空間「エコボイド」など、自然の力を活かす「パッシブコントロール」

      3.太陽光発電による創(chuàng)エネや高効率な設(shè)備による「アクティブコントロール」

      4.BEMSを活用した「パッシブ」「アクティブ」を適正に制御する「スマートマネジメント」

      5.井戸水を利用したビオトープや屋上緑化など、多種多様な環(huán)境アイテム

       

      1.CO排出量を約53%削減できる環(huán)境性能

      「大和ハウス岐阜ビル」では、自然の力を活かす「パッシブコントロール」や創(chuàng)エネ?省エネを行う「アクティブコントロール」、それらを適正に制御する「スマートマネジメント」を組み合わせることにより、當社従來建築と比較してCO2排出量を約53%削減できます。また、建築物総合環(huán)境性能評価システム「CASBEE新築2010年版」の最高評価「Sランク」となりました。

      2.多機能タイプの外裝フレーム「D’s フレーム」や吹き抜け空間「エコボイド」など、

      自然の力を活かす「パッシブコントロール」

      「大和ハウス岐阜ビル」では、建物の外壁や內(nèi)部に環(huán)境配慮技術(shù)を?qū)毪贰⒆匀互ē庭毳`を利用しながら快適性の向上を図りました。

      (1)太陽光発電パネルや壁面緑化等を設(shè)置できる多機能タイプの外裝フレーム「D’s フレーム」

      D’s フレーム」は、太陽光発電パネルや壁面緑化(※2)等の環(huán)境アイテムを設(shè)置することができる多機能タイプの外裝フレームです。

      創(chuàng)エネ、日射遮蔽等によって環(huán)境性能を高めるとともに、変化のある外裝デザインを演出します。

      2.當社グループ會社の大和リース株式會社がフランスのカネヴァフロール社とライセンス契約したシステム。

      (2)建物中央の吹き抜け空間「エコボイド」を利用したパッシブ換気、パッシブ採光

      建物の中央に1階から屋上までの吹き抜け空間「エコボイド」を設(shè)置し、自然の力を利用しています。

      ①「エコボイド」(風の道)

      各階サッシに給気口、「エコボイド」頂部に排気口を設(shè)け、自然風圧と「エコボイド」の煙突効果による「風の道」を作りました。

      ②「エコボイド」(光の井戸)

      「エコボイド」最頂部に天窓を設(shè)け、その上部に太陽追尾型採光システム「ソラリス」(※3)を設(shè)置することで、自然光を1階まで採り込むことができます。

      3.株式會社菱晃の商品。光追尾センサーを裝備し、季節(jié)による太陽の高度の変化に対応して、常に自然光を採り入れることができるシステム。バッテリーは太陽電池を用いているため、電気代は不要。

       

      3.太陽光発電による創(chuàng)エネや高効率な設(shè)備による「アクティブコントロール」

      「大和ハウス岐阜ビル」では、照明設(shè)備と空調(diào)のエネルギー消費を削減し、環(huán)境負荷を低減できる先進のシステムを採用しました。

      (1)15.4kWの太陽光発電システムを?qū)?/span>

      屋上には、11.55kW、壁面には3.85kWの太陽光発電システムを?qū)毪筏蓼筏俊?/span>

      太陽光発電システムによる年間の発電量は15,819kWh/年となり、CO2排出量を年間約5.9t削減できます。

      (2)濕度と溫度を制御する「デシカント空調(diào)」

      空気から直接水分を除去?分離して、最適な溫度?濕度の空気を室內(nèi)に供給するシステム「デシカント空調(diào)」を採用しました。溫度と濕度を別々に制御することにより、快適な室內(nèi)環(huán)境とランニングコスト削減を?qū)g現(xiàn)します。

      (3)高効率反射板「レフボ」

      事務(wù)室の照明には、當社が一般企業(yè)?官公庁向けに販売している高効率反射板「reFbo(レフボ)」を?qū)毪筏蓼筏俊?爝mな照度を維持したまま、蛍光管の本數(shù)を減らすことができ、消費電力を約45%削減できます。

       

      4.BEMSを活用した「パッシブ」「アクティブ」を適正に制御する「スマートマネジメント」

      「大和ハウス岐阜ビル」では、エネルギーを最適に制御し、「見える化」するBEMS(※4)を採用することで、オフィス內(nèi)のエネルギーを把握?制御することができ、消費電力のムダを解消します。

      4.Building and Energy Management Systemの略で、建物の設(shè)備機器等の運転管理によってエネルギー消費量を計測し、エネルギーの削減を図るためのシステム。

       

      (1)BEMSによる設(shè)備機器の自動制御と電力使用量の「見える化」

      事務(wù)所內(nèi)のCO2排出量削減と節(jié)電に取り組むため、BEMSを利用したエネルギーの見える化を図ります。

      太陽光発電量や空調(diào)、照明の電力量、ガスや水道の使用量など、エネルギー等の使用狀況を把握するとともに、期間?フロア別に照明?空調(diào)のスケジュールをパソコンで集中制御し、消費電力の削減を図ります。

      また、1階リビングサロン前にはエネルギーモニターを設(shè)置します。太陽光発電パネルによる発電電力と事務(wù)所內(nèi)使用電力の割合を「見せる化」し、環(huán)境への取組みのPRも行います。

      (2)人感?晝光センサー

      事務(wù)所內(nèi)に人感センサーを設(shè)置し、照明の消し忘れを防止します。また、窓から光が射す場所では晝光センサーを設(shè)置し、外光量に応じて照明の明るさを調(diào)整します。

      5.井戸水を利用したビオトープや屋上緑化など、多種多様な環(huán)境アイテム

      「大和ハウス岐阜ビル」では、生物多様性や自然環(huán)境との調(diào)和を目指し、多種多様な環(huán)境アイテムを設(shè)けました。

      (1)井戸水利用のビオトープ

      敷地南側(cè)には、井戸水を利用したビオトープを設(shè)置しました。緑化だけではなく、社會貢獻活動として地域の小中學生を?qū)澫螭摔筏坑Q察教室や、季節(jié)に応じた植物関連のイベントも実施する予定です。

      (2)屋上緑化、駐車場の緑化?保水性舗裝

      4階テラスには、人工の軽量土を使用し、様々な樹種を植栽しました。また、駐車場には、緑化と保水性舗裝を施し、蒸散効果によりヒートアイランド現(xiàn)象を低減させるとともに、事務(wù)所景観の向上も図りました。

      6.従業(yè)員が入居、運用しながらの次世代オフィス実証実験

      今回の実証実験は、2012年10月26日から1年間、環(huán)境配慮技術(shù)の効果検証を行います。実証実験で得られたデータをもとに、今後當社が販売する建築物に技術(shù)を?qū)毪筏皮い蓼埂?/span>

       

      ●「Smart-Eco Project(スマートエコプロジェクト)」

      1弾

      2011年7月

      D`s SMART OFFICE(ディーズ スマート オフィス)」発売

      2弾

      2011年12月

      環(huán)境配慮型オフィス「大和ハウス愛知北ビル」実証実験開始

      3弾

      2012年5月

      D`s SMART STORE(ディーズ スマート ストア)」実証実験開始

      4弾

      2012年10月

      環(huán)境配慮型オフィス「大和ハウス岐阜ビル」実証実験開始

       

      ●建物概要

         所在 地 :岐阜県岐阜市藪田東2丁目1番6號

         敷地面積 :4,351.02㎡

         建築面積 :1,206.22㎡

         延床面積 :3,777.73㎡

         階  數(shù) :地上4階建

         高  さ :軒高15.788m(最高16.853m)

         構(gòu)  造 :鉄骨造

         駐車施設(shè) :平面駐車場90臺

         

      ●岐阜支店概要

         営業(yè)部門 :住宅営業(yè)所、分譲住宅営業(yè)所、リフォーム営業(yè)所、集合住宅営業(yè)所

               流通店舗営業(yè)所、建築営業(yè)所

         人  員 :約170名

         開設(shè)時期 :1963年4月    名古屋支店岐阜出張所として開設(shè)

               1976年4月1日  営業(yè)所として獨立

               1977年2月1日  支店に昇格

      以上

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