2014/02/17
ニュースレター
■シナジー開発第一弾中低層建物向け耐震部材「鋼製座屈拘束ブレース」共同開発 |
大和ハウス工業(yè)株式會(huì)社(本社:大阪市、社長(zhǎng):大野直竹、以下「大和ハウス工業(yè)」)と株式會(huì)社フジタ(本社:東京都渋谷區(qū)、社長(zhǎng):上田卓司、以下「フジタ」)は、中低層(3~4階建)のサービス付き高齢者住宅など様々な建物に適用可能な耐震部材「鋼製座屈拘束ブレース -平鋼を角形鋼管で座屈拘束した耐震ブレース-」を共同開発、2014年3月より建物への採(cǎi)用を開始します。
當(dāng)技術(shù)は、2013年11月に一般財(cái)団法人 日本建築総合試験所において建築技術(shù)性能証明(※1)(GBRC 性能証明 第13-21)を取得しています。
※1. 新しく開発された建築技術(shù)の性能を第三者の立場(chǎng)から評(píng)価し、その技術(shù)が保有する性能について性能証明書を発行するもの。
「鋼製座屈拘束ブレース」は、地震力に抵抗する芯材(平鋼)を拘束材(角形鋼管)とアンボンド材(絶縁材)でサンドイッチ狀に挾み込んだことにより、地震時(shí)に圧縮力がかかっても座屈(※2)せず、優(yōu)れた耐震性能を発揮できるブレース(筋かい)です。 また、芯材には幅を調(diào)整できるスリット(長(zhǎng)孔)を設(shè)けたことで、耐力を任意に設(shè)定でき、設(shè)計(jì)の自由度が増します。あわせて、すべて鋼材で構(gòu)成したため、コンクリートと鋼材からなる従來(lái)の座屈拘束ブレースに比べ、部材の簡(jiǎn)易化?軽量化が可能になりました。
さらに、當(dāng)技術(shù)を用いることでサービス付き高齢者住宅に主に採(cǎi)用されるラーメン構(gòu)造や通常のブレース構(gòu)造と比べ、コストは同等に抑えたまま、耐震性能を大幅に向上できます。 ※2. 細(xì)長(zhǎng)い部材に圧縮力がかかった時(shí)、小さい力で折れ曲がってしまう現(xiàn)象。 | ![]() | 構(gòu)成図 |
試算したケースでは、ラーメン構(gòu)造に比べ大地震時(shí)の建物の変形が最大2分の1に軽減され、柱や梁などの主要構(gòu)造部分や內(nèi)外裝の損傷が少なくなりました。 地震による建物の損傷を防ぐことで長(zhǎng)期にわたって建物を安全?安心に使用することができます。 今後両社は共同で技術(shù)開発を行うとともに、相互の強(qiáng)みを活かした商品開発にも積極的に取り組んでいきます。 | ![]() | 完成パース |
■開発背景 フジタが大和ハウスグループ入りした2013年1月以降、両社は「大和ハウス?フジタ委員會(huì)」を立ち上げ、様々な共同研究を行っています。 その一環(huán)として、大和ハウス工業(yè)の「D-TEC BRACE(ディーテックブレース)」(※3)やフジタの「FIRST(ファースト)ブレース」(※4)とはタイプの異なる新たな座屈拘束ブレースの共同研究を行い、獨(dú)自の中低層建物向け耐震部材「鋼製座屈拘束ブレース」の開発に至りました。この開発は、大和ハウス工業(yè)とフジタのシナジー開発第一弾となります。 ※3.平鋼を鋼板とコンクリートで覆った矩形斷面の座屈拘束ブレース(2006年運(yùn)用開始)。 ※4.H形鋼を鋼管とコンクリートで覆った座屈拘束ブレース(2013年運(yùn)用開始)。 「鋼製座屈拘束ブレース」を採(cǎi)用したサービス付き高齢者住宅の外観イメージ |
以上