2014/09/12
報道関係各位
■アクティブシニアの真のニーズを共に考える「充実ネクストライフサポートプロジェクト」を本格始動 |
大和ハウス工業株式會社(本社:大阪市、社長:大野直竹)は、超高齢社會におけるアクティブシニアの真のニーズを捉えるため、「充実ネクストライフサポートプロジェクト」を立ち上げ、その第一弾として、大和ハウスグループ各社の力を活かした「滯在型研修プログラム」を開始します。
當プログラムは、當社のグループ會社である大和リゾート株式會社(本社:大阪市、社長:柴山良成)、スポーツクラブNAS株式會社(本社:東京都江東區、社長:柴山良成)、株式會社伸和エージェンシー(本社:大阪市、社長:大辻伸幸)の3社と當社が連攜し、高齢期を見據えた50歳以上の方に対して「人と人とのつながり」を創出する滯在型の研修プログラムを提供するものです。大和ハウスグループ各社の特色を活かし、各社が提供するサービスの相乗効果により新たな価値を創造します。
1.プロジェクト開始の背景 現在日本は高齢社會を迎え、4人に1人が高齢者(65歳以上)となっています。2060年には2.5人に1人が高齢者※1になる時代が到來します。高齢化が進む一方で、現在の高齢者の約8割以上が元気な高齢者※2となっています。 また、內閣府による「平成26年版高齢社會白書」によると、今後の生活で「貯蓄や投資など將來に備える」より「毎日の生活を充実させて楽しむ」ことに力を入れたい人の割合は、50歳代で約6割、60歳代は約7割以上という調査結果も発表されています。 そこで當社では、今後元気な高齢者の方々が「どう幸せに生きることができるのか」ということと向き合う必要があると考え、“人とのつながり”をテーマに「充実ネクストライフサポートプロジェクト」を立ち上げました。 今後、多世代がつながる様々な「場」と「きっかけ」を提供し、高齢者のニーズを集約。次代の事業につなげていきます。 ※1.內閣府「平成26年版高齢社會白書」 ※2.厚生労働省「平成24年度介護保険事業狀況報告」
■「平成26年版高齢社會白書」の「生活を充実させて楽しむことを重視する人の割合」の図 資料:內閣府「國民生活に関する世論調査」 |
2.「充実ネクストライフサポートプロジェクト」について 當社グループ135社※3の橫斷的な事業?サービスを通じて、元気な高齢者の方々(アクティブシニア)の真のニーズを共に考え、具現化していくプロジェクトです。このプロジェクトで得た技術やノウハウ、アイデアを、高齢化や建物の老朽化など、多くの問題を抱える団地の再生等に活用していく予定です。 ※3.2014年8月末現在。大和ハウス工業を含む。
3.各社の役割
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4.「充実ネクストライフサポートプロジェクト」第一弾「滯在型研修プログラム」 全國に展開するダイワロイヤルホテルズをはじめ、大和ハウスグループのグループ力を活かした滯在型の研修プログラムを展開します。 現地でしかできない體験、地域住民との交流のほか、スポーツクラブNASのスポーツインストラクターによる健康指導等を行います。 この「滯在型研修プログラム」は、原則一人で參加いただきます。その理由は、2人以上で參加された場合、グループで行動する傾向があり、他の參加者とのコミュニケーションが希薄になってしまう狀況を防ぐためです。 當社は、參加者同士がコミュニケーションを深め、新たな「つながり」を創出するためのお手伝いをします。
●第一回「滯在型研修プログラム」開催概要 【開催日時】 2014年9月16日(火)~19日(金)3泊4日 【宿 泊 先】 「那須高原りんどう湖ロイヤルホテル」 【參 加 者】 原則50歳以上、お一人様での參加となります 【體験できる內容】
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5.今後の展開 今後當社では、「滯在型研修プログラム」を全國展開していくと同時に、同世代が集まり情報交換や交流ができるセミナーを定期的に開催する予定です。 第1回目の「滯在型研修プログラム」は、東日本エリアにお住まいの方を中心に実施しますが、第2回目は、2014年10月21日から24日まで、滋賀県の「長浜ロイヤルホテル」において、西日本エリアにお住まいの方を中心とした「滯在型研修プログラム」の開催を予定しています。 これらのプログラムを體験いただくことで、アクティブシニアのニーズを引き出し、當社グループの次代の事業に活用していきます。 當社は、人とつながり、人に役立つことで、高齢者の方々が心豊かに歳を重ねることができる「ハートフル?エイジング」な社會を目指し、今後も積極的に「充実ネクストライフサポートプロジェクト」に取り組んでいきます。
●參考資料「充実ネクストライフサポートプロジェクト」 |
以上