■福島県下最大のCO2削減率のオフィス

環(huán)境?防災(zāi)配慮型次世代オフィス「大和ハウス福島ビル」竣工

當(dāng)社は、法人のお客さま向けの建築物について、2020年までに環(huán)境負(fù)荷「0（ゼロ）」（運(yùn)用時(shí)のCO2排出量ゼロ）を目指す「Smart-Eco Project（スマートエコプロジェクト）」をスタートさせ、CO2排出量を最大約50%(※2)削減可能な環(huán)境配慮型のオフィス「D’s SMART OFFICE（ディーズ スマート オフィス）」を2011年7月より販売し、好評(píng)をいただいています。

そしてこのたび、環(huán)境?防災(zāi)配慮型次世代オフィス「大和ハウス福島ビル」の運(yùn)用を開始することになりました。

當(dāng)ビルは、経済産業(yè)省が実施した平成26年度「ネット?ゼロ?エネルギー?ビル実証事業(yè)」(※3)に採択された建築物です。屋上には38.8kWの太陽光発電システムを設(shè)置。ピークカット、防災(zāi)配慮の面で15kWhのリチウムイオン蓄電池を?qū)毪筏克⒖照{(diào)負(fù)荷を低減する「パッシブエアフローウィンドウ」や「自動(dòng)制御換気塔」など、自然の力を活用する獨(dú)自の環(huán)境配慮技術(shù)を?qū)毪筏皮い蓼埂?/span>

今回採用した環(huán)境配慮技術(shù)を、次世代オフィスの開発に活用していくとともに、當(dāng)事務(wù)所をショールームとしても活用していきます。

※1. 當(dāng)社調(diào)べ。2015年5月22日現(xiàn)在。

※2. 平成25年改正省エネルギー基準(zhǔn)における基準(zhǔn)値と比較した場(chǎng)合（當(dāng)社試算による）。

※3. ZEB（ネット?ゼロ?エネルギー?ビル：エネルギー消費(fèi)が差し引きゼロのビル。）に資するような高性能設(shè)備機(jī)器等を?qū)毪贰⑹ˉē庭毳`性能の高い建物の既築、新築、増築及び改築を行う建築主等へ支援するもの。

１．ＣＯ２排出量を最大53％削減可能な環(huán)境性能

「大和ハウス福島ビル」では、自然の力を活かす「パッシブコントロール」、創(chuàng)エネ?省エネを行う「アクティブコントロール」、それらを適正に制御する「スマートマネジメント」を組み合わせることにより、平成25年改正省エネルギー基準(zhǔn)における基準(zhǔn)値と比較してCO2排出量を最大53%削減できます。

また、建築物環(huán)境総合性能評(píng)価システム「CASBEE新築（簡易版）2010年版」において最高評(píng)価「Sランク」（自己評(píng)価）となりました。

２．通風(fēng)?採光など自然の力を活かす「パッシブコントロール」

「大和ハウス福島ビル」では、建物の外裝部や內(nèi)部に獨(dú)自の環(huán)境配慮技術(shù)を?qū)毪贰⒆匀互ē庭毳`を利用しながら快適性の向上を図りました。

（１）空調(diào)負(fù)荷を低減する「パッシブエアフローウィンドウ」

4階の執(zhí)務(wù)フロアには、開口部の日射負(fù)荷や自然通風(fēng)による空調(diào)負(fù)荷の低減を図るため、當(dāng)社が中低層建物向けに新たに開発した「パッシブエアフローウィンドウ」を本オフィスにおいて初めて採用しました。

「パッシブエアフローウィンドウ」は、春や秋の中間期に自動(dòng)開閉窓から自然通風(fēng)を行うことで快適性を損なわずに省エネを図ることができます。また、夏期はスクリーンを用いて、スクリーンとガラスの間の熱気を排出することで、空調(diào)負(fù)荷を低減します。

（２）自然風(fēng)利用を高める「自動(dòng)制御換気塔」

自然風(fēng)を利用して建物內(nèi)に気流を作り出すために、階段室の上部に雨水?風(fēng)速センサー付きの「自動(dòng)制御換気塔」を設(shè)置しました。

「自動(dòng)制御換気塔」は、「パッシブエアフローウインドウ」が開閉すると、換気塔の窓も開閉し、風(fēng)が抜ける仕組みになっているため、自然通風(fēng)量を約10％増加させることができます。

「自動(dòng)制御換気塔」

（３）遮熱性能とデザイン性を高める「ダブル庇」

建物の外裝部には、自然光を効果的に取り入れながら、遮熱性能を高められる「ダブル庇」を設(shè)置しました。30cmの庇を窓廻りに2段設(shè)置することにより、太陽の南中時(shí)、ガラス面に當(dāng)たる直射日光を遮熱することができます。

また、建物外壁部分にも設(shè)置することで、外壁面も遮熱することができ、外観のデザイン性を高めることも可能です。

３．太陽光発電システムによる創(chuàng)エネや高効率な先進(jìn)設(shè)備による「アクティブコントロール」

「大和ハウス福島ビル」では、空調(diào)設(shè)備と照明設(shè)備のエネルギー消費(fèi)量を削減し、環(huán)境負(fù)荷を低減できる先進(jìn)のシステムを採用しました。

（１）「地中熱空調(diào)システム」

1階の執(zhí)務(wù)フロアには、建物を支える鋼管杭を利用した「地中熱空調(diào)システム」を採用しました。鋼管杭の中に設(shè)置した採熱管によって、年間を通して一定の溫度に保たれている地中熱を採熱し、夏は冷房、冬は暖房に利用することで空調(diào)エネルギーの負(fù)荷を低減します。

（２）溫度と濕度を制御する「デシカント空調(diào)システム」

空気から直接水分を除去?分離して、最適な溫度?濕度の空気を室內(nèi)に供給するシステム「デシカント空調(diào)システム」を採用しました。溫度と濕度を個(gè)別に制御することにより、快適な室內(nèi)環(huán)境とランニングコスト削減を?qū)g現(xiàn)します。

「デシカント空調(diào)システム」

（３）38.8kWの太陽光発電システムを?qū)?/span>

屋上には38.8kWの太陽光発電システムを?qū)搿Ｌ柟獍k電システムで発電した電力を事務(wù)所內(nèi)で使用します。

太陽光発電システムによる年間の発電量は約35,000kWhとなり、CO2排出量を年間約20.5t削減できます。

（４）全館LED照明を採用

非常燈など一部の照明を除き、全館LED照明を採用しました。また、事務(wù)所內(nèi)には照度センサー、廊下やトイレ、倉庫には人感センサーを設(shè)置、必要な照明のみを點(diǎn)燈させることで、照明電力を削減します。

４．BEMSを活用した「パッシブ」「アクティブ」を適正に制御する「スマートマネジメント」

「大和ハウス福島ビル」では、エネルギーを最適に制御し、「見える化」するBEMS(※4)を採用することで、オフィス內(nèi)のエネルギーを把握?制御することができ、消費(fèi)電力のムダを解消します。

太陽光発電量や空調(diào)、照明の電力量、水道の使用量など、エネルギー等の使用狀況を把握するとともに、フロア別に照明?空調(diào)の運(yùn)転スケジュールをパソコンとタブレット型端末で集中制御し、消費(fèi)電力の削減を図ります。

また、1階リビングサロンにはエネルギーモニターを設(shè)置しました。太陽光発電システムによる発電量と事務(wù)所內(nèi)使用電力量を「見せる化」し、環(huán)境負(fù)荷低減への取り組みをPRします。

※4．Building and Energy Management Systemの略で、建物の設(shè)備機(jī)器等の運(yùn)転管理によってエネルギー消費(fèi)量を計(jì)測(cè)し、エネルギーの削減を図るためのシステム。

５．防災(zāi)対策として、15kWhのリチウムイオン蓄電池、500?の水槽を?qū)?/span>

「大和ハウス福島ビル」では、東日本大震災(zāi)での教訓(xùn)を活かし、災(zāi)害直後に事業(yè)活動(dòng)を継続できるよう、15kWhのリチウムイオン蓄電池（エリーパワー株式會(huì)社製）と約500?の水槽を設(shè)置しました。

リチウムイオン蓄電池は、通常夜間電力を蓄電し、停電時(shí)は太陽光パネルで発電した電力を蓄電することで夜間にも電気を使用することができます。

また、屋上に設(shè)置した水槽は、約500?の上水を貯水することができるため、非常時(shí)にはトイレの洗浄などに使用することができます。

リチウムイオン蓄電池

６．従業(yè)員が入居、運(yùn)用しながらの次世代オフィス実証実験

今回の実証実験は、2015年5月25日から1年間、環(huán)境配慮技術(shù)の効果検証を行います。実証実験で得られた成果は、今後當(dāng)社が販売する建築物の提案に活かしていきます。

●建物概要

所 在 地　：福島県郡山市並木1丁目5番19

敷地面積　：4,471.41㎡

建築面積　：2,328.59㎡

延床面積　：3,640.50㎡

階　　數(shù)　：地上5階建

高　　さ　：軒高21.07m（最高23.29m）

構(gòu)　　造　：鉄骨造

駐車施設(shè)　：平面駐車場(chǎng)38臺(tái)、自走式立體駐車場(chǎng)（2層3段）180臺(tái)

●福島支社概要

営業(yè)部門　：住宅事業(yè)部、集合住宅事業(yè)部、建築事業(yè)部、流通店舗事業(yè)部、

森林住宅営業(yè)所、環(huán)境エネルギー営業(yè)所

人　　員　：約220名

開設(shè)時(shí)期　：1963年10月　　　郡山出張所として開設(shè)

1974年10月　　　福島営業(yè)所と改稱

1990年4月　　　 福島支店に昇格

2014年4月1日　  福島支社に昇格

【 未來を、つなごう We Build ECO 】

【関連情報(bào)】　　> 大和ハウスの環(huán)境への取り組み

「大和ハウス福島ビル」