大和ハウス工業(yè)株式會社

      DaiwaHouse

      連載:私をつくる、モノやコトのはなし。橫浜から北海道へ家族で移住、自分たちが一番ワクワクしていたい。好奇心の源泉になるアイテム

      連載:私をつくる、モノやコトのはなし。

      橫浜から北海道へ家族で移住、自分たちが一番ワクワクしていたい。好奇心の源泉になるアイテム

      2024.03.29

        山本さんのロングインタビューはこちら

        子育てや地方の風景に、新しい"ふつう"を作りたい。保育園留學が目指す未來とは

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        自然豊かな環(huán)境で子育てをしたいけれど、いきなり移住や大きく変化するのは不安…。そんな子育て世帯の悩みと、過疎地域の課題をつなぎ、ともに解決している事業(yè)が「保育園留學」です。事業(yè)を手がけるキッチハイク代表?山本雅也さんご自身の體験から、この取り組みは始まりました。

        サービス立ち上げから2年。地方の自然豊かな保育園に家族ごと"短期留學"するユニークなコンセプトが、子育て世帯から高い支持を集めています。

        「保育園留學」を通し、人の人生や地域をつくる山本さんに、「自身の人生をつくるモノ」を聞きました。

        好奇心の象徴のような、モグラのぬいぐるみ

        手に持っているのはモグラ…ですか?

        そうです。このぬいぐるみは「モグラのもぐもぐ」といって、僕たちのマスコットキャラクターなんです。最初の事業(yè)立ち上げから5年ほど経ったときに、「そろそろ公式キャラクターが欲しいなぁ」と、チームの雑談から生まれました(笑)。

        僕たちは元々、食で人と人の人生をつなげたいと、2012年に會社を立ち上げました。事業(yè)を通して、「誰かの日常は、誰かの非日常」だということに面白さを感じ、それを価値として提供してきました。

        もぐもぐと"何でも食べる"、そして一見當たり前に見える価値を"掘り下げて"いく。そのダブルミーニングで、モグラがぴったりだな、と。

        このぬいぐるみは、娘も大好きでいつも力強く握りしめていたり、雪の上で転がしたり土まみれにしたり、特別丁寧に扱ってはいません。濡れたり汚れたりしても、立ち上がって好奇心のおもむくままに、日本や世界中を旅していくというコンセプトなんです。

        2年前、僕と妻、娘は「保育園留學」をきっかけに、橫浜から人口3500人の北海道厚沢部町に移住し、環(huán)境が大きく変わりました。自分たち自身がもぐもぐのように好奇心を大切に、一番ワクワクしていたいと思っています。

        人生を変えた、厚沢部町の認定こども園「はぜる」

        橫浜から厚沢部町への移住は、大きな変化ですよね。

        人生を豊かにしてくれた"モノ"で言えば、厚沢部町の認定こども園「はぜる」が間違いなく一番です。それまでは娘を橫浜の保育園に通わせていたのですが、都會での暮らしに疑問を感じることが増えていて。ちょうどそのタイミングに、仕事で厚沢部町と関わる中で「はぜる」を知りました。「はぜる」に惚れ込んで「保育園留學」をして、こんな環(huán)境で子育てをしてみたい、と思ったんです。

        厚沢部町の大自然は素晴らしいですよ。地元の人は「何もない」って言ったりもしますが、実はそこかしこにある暮らしの豊かさが、首都圏の人たちからすると羨ましくて仕方ない。保育園留學をきっかけにコミュニティが生まれて、地域の方と交流しながら暮らしています。都市部だと、そうした関係性も希薄ですよね。今では、ここが「2つめのふるさとだ」って胸を張って言えるようになりました。

        新たなライフスタイル「やわらかな定住」とは?

        故郷が複數(shù)あるって、とても豊かな気がします。

        「保育園留學」を通して気づいたのですが、これからはライフステージに合わせて定住する選択肢が増えていくと思います。僕はそれを「やわらかな定住」と呼んでいます。

        20代は東京でバリバリ仕事をして、結婚や子育てをきっかけに地方に移住して、最高の環(huán)境で子育てをする。その先、子どもの成長によっては海外移住などの選択肢もあるかもしれません。

        今までは「移住」というと、現(xiàn)地に家を建てて永住する覚悟の人が多かった。そうではなく、もっとカジュアルに、やわらかに移住するスタイルが増えてもいいのではないでしょうか。

        でも大切なのは、あくまでも「定住する」ということ。2拠點生活でもなく、短期滯在のアドレスホッパーでもなく、數(shù)年間はそこに住むことが大切だと思います。そうすることで、町や人とつながり、その場所がふるさととなります。

        日本人は世界的に見ても引っ越し回數(shù)が少なくて、例えばアメリカ人は平均11回引っ越しすると言われているのに、日本人はせいぜい3、4回。これからは「やわらかな定住」によって、ふるさとを増やしていく価値観が生まれたら面白いと思いますし、人も地方も豊かになるんじゃないかな、と思っています。

        PROFILE

        山本雅也Masaya Yamamoto

        株式會社キッチハイク代表取締役。
        大學卒業(yè)後、博報堂DYメディアパートナーズに入社。2012年にキッチハイクを創(chuàng)業(yè)する。認定こども園「はぜる」と北海道檜山郡厚沢部町に感銘を受け、2021年7月に厚沢部町へ第0號家族として保育園留學をする。同年11月に「保育園留學」をリリース。2022年5月に厚沢部町へ家族で移住。2024年3月に「こどもと地域の未來総研」を立ち上げる。內閣府SDGs自治體支援事業(yè)アドバイザー2024就任。

        未來の景色を、ともに

        大和ハウスグループも「生きる歓びを、分かち合える世界」の実現(xiàn)に向け、様々な取り組みを進めていきます。

        大和ハウス工業(yè)は「これからは住まいが子育てをお手伝い」をコンセプトに、子育てにおいて"住まい"ができることを提案し、子育て世帯の支援に注力しています。

        LiveStyle Design 子育てしやすい住まい

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        大和ハウス工業(yè)の"暮らす森"(森林住宅地)では、ワーケーションや體験宿泊を提供しています。

        “暮らす森”を知ろう

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